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BMW MINI 故障診断機BimmerLinkの使い方|診断から警告灯消去

※コンテンツにはPRが含まれます。

ビマーリンク294043494430 トラブル・メンテナンス
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DIYメンテ勢必須ツール⁈スマホアプリ診断機「BimmerLink」

こんにちは、コプリンです。

前回記事で紹介した「VANOSソレノイドバルブの不調」ですが、当該パーツの交換に至った経緯は”チェックランプの点灯”が発端でして。

【VANOSソレノイドバルブ交換の記事】

BMW MINI R56 VANOSソレノイドバルブ交換方法|不調の症状は?
BMW MINI R56 のVANOSソレノイドバルブ交換記事です。不調時の症状や交換後のエンジンフィーリングの変化まで、詳しく紹介しています。図解入り交換記事ではコツやポイントを押さえてますので、あなたのDIY整備の参考にして下さいね。

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警告灯点灯のみでは、故障箇所の特定やメンテナンスもできません!

そこで活躍するのが、スマホアプリケーション故障診断機「BimmerLink」ですね。

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【BimmerLinkの機能概要】

BMWやMINIそしてスープラー(トヨタ)に特化した、スマートフォンアプリケーションタイプの診断機ですね。クルマのECUのデーターを読み取り、日本語にも解読対応の優れものです。”故障診断機ツール”としてのみ利用するなら当然、車(BMW)に関する知識やメンテナンス作業が必要になってきます。しかし「BimmerLink」は各パーツの電圧や水温、回転数等詳細まで読み取ってモニター管理できます。”優秀な後付けメーター”、としても使用できますね。

大雑把に言うと以前紹介した「BimmerCode」”データ書き込み”が得意とするなら、「BimmerLink」読み取りが得意といったところでしょうか。

用途は違いますが使用方法は似ていてOBD2端子接続アダプタも共用できます。

「BimmerCode」も併用できると、お得感はあります!

【BimmerCode使用方法の記事】

MINIのDIYコーディング|BimmerCodeの使い方と球切れ警告灯消去
BMWやMINIのコーディングツール「BimmerCode」、対応アダプタのVEEPEAK OBDCheck BLE+を使ってンストール方法からコーディング実施まで。”フラッシング”と”球切れ警告灯”を解消します。テールランプ交換時に必見!

各アプリケーションごとに課金が必要ですから、あなたの使用頻度によって使い分けて下さいね。

OBD2端子に接続、公式推奨のおすすめアダプタユニット

「BimmerLink」の使用方法は他の診断機と同様に、”OBD2端子”接続して使用するのでアダプタユニット必要になってきます。

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わたしが、使用しているアダプタユニットはコレ!

【MINI世代別 アダプタユニット対応】
R系第一世代(~2007年) R系第二世代(2008年∼) F系MINI以降∼
×

公式も推奨しているアダプタで、Bluetooth接続タイプの中では低価格なのが売りでしょう。

第2世代R系MINI2008年以降製造車使用可能で、F系MINIから現行車まで対応するバランスの良い端子ですね。

MINI乗りにおススメの、アダプタユニットです!

【MINI世代別 アダプタユニット対応】
R系第一世代(~2007年) R系第二世代(2008年∼) F系MINI以降∼
対応車種が多いのが、最大のメリットでしょうね。
アダプタユニット製造元でしょうか、取り扱いサポートが充実している印象です。

【MINI世代別 アダプタユニット対応】
R系第一世代(~2007年) R系第二世代(2008年∼) F系MINI以降∼
× ×
最新型のアダプタユニット(2024年現在)通信スピード安定感も抜群な様で、公式イチオシの製品です。
残念ながらR系MINIには非対応なので、F系∼現行車オーナーにおススメですね。

アナタに合った、アダプタを選んで下さい!

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BMWやMINIの故障を「BimmerLink」でテスター診断して警告灯を消去する方法

前述した「BimmerCode」同様に「BimmerLink」もiOSAndroid端末両方に対応しています。

アプリケーションの購入方法は、他の有料アプリと同じです。

スマートフォンに、アプリをインストールしましょう!

「BimmerLink」をスマホにインストール、設定

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iOS端末の場合はApp Storeで、Android端末の方はGoogle Playでダウンロードしましょう。

アプリダウンロードの際に、6,000円必要です!

わたしの購入したアダプタ「VEEPEAK OBDCheck BLE+」約6,000円ですから、合計約12,000円OBD2テスターが購入できるわけです。

故障診断機以外の使用用途も多いですから、他の同価格帯ハンディータイプ診断機よりはお得感がありますね。

※ 価格は2024年6月現在を参照

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アプリをダウンロードすれば、あなたのスマートフォンにOBD2診断機がインストールされています。

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他のアプリケーションタイプの診断機も多く発売されていますが、BMW系乗りの方なら現状では「BimmerLink」1択でしょう。

スマホでクルマのエラーを読み取る、便利過ぎですね!

「BimmerLink」をMINIのECUに接続

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クルマのエンジンはかけずに、”イグニッションON”の状態で接続を開始します。

MINIの場合は、ブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを長押しですね。

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MINIR56の場合は、赤↑部分にOBD2端子があります。

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アダプタをOBD2端子に、しっかりと差し込みましょう。

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少し見ずらいですが赤○部分のライトが点灯すれば、アダプタユニットの接続は完了です。

端末側(スマートフォン)の設定

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「BimmerCode」接続時と同様に、ホームセンター電波環境を設定します。

【スマートフォン端末の設定方法】

  • 機内モード → 有効
  • Wi-Fi → OFF
  • Bluetooth → ON ※ 他の機器との接続は必ず無効に! 

混線を避けるために、必ず設定してね!

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環境設定が終わったら、アプリを起動させましょう。

”接続”をタップすればアダプタユニットとBluetooth通信が開始されます。

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アダプタの選択画面に移行しますので、ご使用のアダプタユニット名をタップしましょう。

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”許可”をタップすれば、アダプタユニットと接続が開始します。

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気になる”通信速度”ですが..

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約35秒アダプタユニットとの接続は完了しました。

速いとは言えませんが、苦にはならない及第点のスピードですね。

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ホーム画面はこんな感じ、セットアップは完了ですね!

「BimmerLink」でテスター診断、故障箇所を特定する方法

上記写真のホーム画面を見て頂ければ「BimmerLink」に様々な機能が搭載されているのがわかると思いますが、今記事では”テスター診断からのチェックランプ消去”までに絞って紹介しますね。

他機能は、追々別記事で紹介します!

エラーメモリー(不具合)の読み取り方法

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ホーム画面から、赤○部分”エラーメモリー”をタップします。

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程なく、”コントロールユニットの選択”画面に移行します。

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スクロールするとズラッとユニット名が並びますが、わたしは全てを理解できていません。

取り敢えず最初ですし、全てのユニットにチェックを入れた状態(デフォルトでチェック済)で右上”継続する”をタップして読み取り開始です。

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ECUの読み取りが、開始されます!

ここでは”通信”時間を要しますね、全てのユニットをチェックしている影響はあるでしょう。

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それでも約2分14秒私感ですがそこまで遅くは感じません

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”エラーメモリー画面”ですが左に並ぶ球の色エラーが含まれていると表示されます。

画面下部には、「23エラーがみつかりました」と..

少々心配になりましたが、各ユニットを見開いていくと理解できました。

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例えば赤→部分”ステアリングコラムスイッチセンター”には、エラー表示がありますがタップして見開いてみると、

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赤○部分の表記、「多機能ステアリングホイール∼」を再度タップ。

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❶の「エラーステータス」には”エラーが存在し∼”とありますね。

❷の「エラーの重大性」には”エラーが発生しても∼”とあります。

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【原因はステアリング交換による”エラーコード”】

わたしのMINIはずいぶん前にステアリング交換をしています。当然純正ハンドルには操作ボタンが複数ついていましたが、コネクターを抜いてしまって機能していません。要するに、「デフォルト状態を保たないエラー」(後述、過去のエラーログ表記の場合も有り)読み取っているのでしょう。ですので警告灯を表示しないエラーコードは、”殆ど無視してかまわない”との認識もできますね。

チェックランプ点灯を基準に、不具合を判断でよろしいかと!

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次は不具合箇所の本命「エンジンエレクトロニクス」から、「ソレノイドバルブインプット、制御」をタップすると。

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結論申しますと、”VANOSソレノイドバルブ交換後のテスター診断”なので恐らく..

「エラーステータス」”エラーは現在は存在しませんが、保存されています”とありますから、『パーツ交換でエラーは無くなった』という事でしょう。

試しに同じ「エンジンエレクトロニクス」の項目から、「DFES_DTCM~」をタップ。
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こちらも”エラーは現在存在しません∼”とありますから過去ログとなりますね

「エラーの症状」の項目には、”信号または∼と不穏な文言がありますが..

  • 「エラーステータス」項目で現在のログなのか、過去ログなのか判断する
  • 「エラーの重大性」の項目で、不具合でのチェックランプ点灯か確認をする
  • 「エラーの症状」は各項目で様々、正確に読み取るには知見が必要

例外も多く存在すると予想されますので、わからない場合やメンテナンス後の不調時は専門家に相談するのが安全策ですね。

情報あり次第追記して、記事を充実させたいと思います。

※2024年6月現在までの情報です。

不具合箇所が特定できても適正なメンテナンス作業が必要ですからね、無理せずにプロの力を借りる事も必要でしょう。

できる事とできない事のすみ分けは、大切です!

不具合箇所のメンテナンス作業

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不具合箇所が特定できたらメンテナンス作業ですね。

わたしの場合は、「VANOSソレノイドバルブ交換」で対応しました。

「BimmerLink」でチェックランプを消去する方法

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各項目とページごとに赤○部分”ゴミ箱”がありますから、タップすればエラーログは消去できます。

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例えば「エンジンエレクトロニクス」の項目で”ゴミ箱”をタップすれば、過去ログ含め”3エラーが一度に消去”できる仕様ですね。

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チェックランプは消去完了!

「BimmerLink」の切断方法

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最初に「エラーメモリー」項目から、”接続解除”をタップします。

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で「ホーム画面」に戻って、さらに接続解除!

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アプリを閉じてアダプタユニットを抜き取れば、メンテナンス完了です。

お疲れ様でした!

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まとめ

「BimmerLink」を使ってのメンテナンス方法は、概ね分かって頂けたでしょうか。

クルマの構造は素人にとっては、非常に複雑なものですね。

trial and errorも必要ですからしっかりとテストドライブして”クルマの反応”確認する事も非常に大切だと思います。

チェックランプ消去後は、”テストドライブ”で確認を

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警告灯消去後のテストドライブは、ドキドキですね..

チェックランプの再点灯に気を使いながらの、テストドライブになります。

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この時は2時間程クルマを走らせましたが、無事再点灯もなく快適なドライブになりました。

故障箇所にもよりますが数時間のテストでは判断できない事も多いので、数日間は様子を見ながら運転する事も必要でしょう。

交換箇所の不具合解消も確認できて、気持ち良いですね!

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ひとりで愛車の不具合が解決できたら、気分の良さも愛着も倍増ですよね。

しかし優秀な故障診断機「BimmerLink」を所有したからといって、クルマをメンテナンスできるとは限りません。

プロに相談、時には”整備依頼の判断をする”事も重要でしょう。

わたしも無理せずできる事だけを心掛けて、DIYメンテを楽しみたいと思っています。

それではまた次回!!

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