フォグランプは”さりげないイエロー”がカッコいい


最初にイエローフォグ化の、ビフォーアフターを!
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気に入ってるんで、アップでもう一枚!


”イエローフォグの旧車的な雰囲気”が、イイ感じでしょう。
MINIペッパーホワイトは一見地味ですからね、さりげないワンポイントにはフォグランプの色変は都合良いですしね。


※写真画像で光の表現は難しく、実際には対向車に眩しくはありません。
でも夜間の爆光フォグに目つぶしくらった事もありますから、対向車の迷惑にならないように光源は控え目での方法を模索しましょう。


法規制的に、問題があるとよく聞きますが?
イエローフォグの車検対応について
【道路運送車両法より】
- 〈第一節〉第 199 条(前部霧灯)
- 前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること


フォグランプ(前部霧灯)は、黄色もOKですね!
黄色のフォグランプに変更しただけでは、法規制には引っかかりませんね。
【白色又は淡黄色について】


他にもクルマの製造年度によって、基準が違うとかは?
【フォグランプの色と車の製造年度について】
よく混同されがちなのが「2,006年以降の製造車は~」というものですが、白色に限定されているのは”ヘッドライトの色”です。
「ケルビン数」には少々気を付けながら、安心して「イエローフォグカスタム」やっていきましょう。
BMW MINI R56 フォグランプ取り外しバルブ交換方法
フォグランプの色を変える方法は色々ありますが、色を変えるのは想像通りに上手くいかないですし飽きる事もありますからね。
”元に戻す事が容易な”方法で、イエローフォグ化を考えます。


なら、フォグランプバルブ交換で良いのでは?
もとよりわたしは夜間走行でフォグランプを滅多に点けませんし、日中のレンズの色も黄色にしたかったのでフィルムを貼る方法を選びました。


MINIのフォグランプ直径は、約110㎜です!


採寸などしながら貼る方法を考えるんですが、この球体面に直接貼るのは難しいでしょう。
専用にカットされた加工フィルムも販売されているのですが、上手く貼れる気がしないんですよね。
フォグランプバルブ交換なら、タイヤハウスからアクセスで


ならタイヤハウス内から、アクセスしようと!
【因みにフォグランプバルブ交換なら】


※写真はタイヤを外した画像です。
タイヤを目一杯内側に切って(反対側は逆に)、タイヤハウス内のカバーにアクセスします。
反時計回りに回して、カバーを外しましょう。


フォグランプのカプラーを赤→方向にはさんで、青→方向に引き抜きます。


❶がポジションランプで、❷がフォグランプバルブになります。
❷を反時計回りに回して、バルブを抜いて交換しましょう。


フォグランプバルブ交換は、これでOKです!
バンパー脱着が最良の方法でしょう


こちらは、助手席側の画像です。
赤→部分にリザーバータンクがせり出して、バルブ交換は可能ですがフォグランプにはアクセスできません。


これは、バンパー外すのが無難ですね!





バンパーを取り外すと、内側からトルクスネジ(T-20)で3か所とまっています。


トルクスドライバーで、取り外してましょう。




両側取り外せたら、いよいよ室内で作業開始です!
フィルムを加工してフォグランプカバーに貼る方法


やっと本作業に、たどり着きましたね!
フォグランプカバーにフィルムを貼るのが難しいのは、その形状にあります。


みなさんの所有するクルマにもよりますが、MINIの場合は”半球体”で非常に貼りずらい形をしています。


ですが以前の経験を活かして、2種類の貼り方で挑戦してみます!



準備する道具、工具類
- カラーフィルム
- 治具
- 脱脂剤
- ハサミやカッター
- ヒートガン


フィルムは、色味と評判を考慮して選びました!




思い通りの、綺麗なイエローフィルムでした!
つぎに必要になってくるのが、「ヒートガン」です。
ドライヤーで代用できますが、風量と温度調整が難しいんですよね。


以上揃えば、後の道具は代用できますので!
フィルム1枚で全て覆って貼る方法


まずは、治具を準備して下さい!


治具といっても、フォグランプを固定できたらなんでも良いんですよ。
例えば万力でテーブルに固定するとか、方法はいろいろありますね。


1番かんたんなのは、2人以上で作業すること!
ひとりがフォグランプを固定して、ヒートガンで温めながらふたりで引っ張って貼る方法がいちばん簡単です。


しかし今記事では「ひとりでDIY」もテーマですから、治具を工夫します。
フォグランプはバルブが飛び出しているので、大きささえ合わせれば比較的固定しやすい形状です。


ちょうど良い大きさのガムテープの芯を利用して、フォグランプを固定しました。




しっかりと固定した方が、フィルムは貼りやすいですよ!


フィルムをフォグランプにあてて、大きさを採寸しましょう。


引っ張り代が必要ですから、おおよそで良いですから大きめにカットします。


フィルムは3層構造(接着側保護フィルム→フィルム本体→フィルム表面保護フィルム)になっていますから、接着側の保護フィルムを剥がしましょう。


フォグランプ中央に指先一点分、貼り付けてフィルムをおおよそ固定します。




ここで、ヒートガンで温める!
先にある程度ヒートガンで温めて、フィルムが伸びる様にしておきます。


フィルムが柔らかく温まったら、四方を引っ張りながらフォグランプを包むように引っ張ってフィルムを貼っていきましょう。


うむ..こんな時は、もうひとり手伝ってもらった方がいいですね..


フォグランプ表面は、シワも殆どなく貼れるはずです。
端の方のフィルムシワは、ある程度仕方ないでしょうね。


シワのある箇所を重点的にヒートガンで温めながら、指で引っ張っては伸ばしてフィルムを貼っていきます。


”ひとりで1枚貼り”での作業では、この程度のシワが残って限界ですね。
しかしクルマに取り付けてしまえば、外からは見えない場所です。


DIYには妥協も必要!一応完成ですかね?..
実はこの作業中に他の作業も残っていて、フィルムを貼るのにあまり時間がとれない状況でした。
少々無念の妥協をして、フィルム貼りは完了にします。


フォグランプの端のシワも気になりますが、角の部分は粘着力に気を使いましょう。
フォグランプは雨風やライトの温度で、剝がれやすい状態になります。
貼り代を多めに残して、側面や裏側まで貼ってしまう方が良いでしょうね。


最後に表面の保護フィルムを剥がせば、完成ですね。


お疲れ様でしたと言いたいところですが、後日やり直しました!
フィルムを2枚に切り分けて貼る方法


写真では殆どシワは見えないんですが、シワの間から雨水が入って接着力に不安があります。
2枚で貼る方法に切り替えて、貼り代にひと工夫してみますね。


申し訳ございません、写真を撮り忘れていました.. 図解での説明になります!


1枚で貼ると物理的にフィルムの面積が増えて、端でシワになるんですよね。
そこで目立たない場所で、フィルムを2枚にカットします。
MINIの場合はポジションランプとの間(赤線部分)にラインがありますから、そこを利用して目立たなくしました。


フィルム貼る工程は同じですが、端側を貼る時に外に逃がせますからシワは少なくできますね。
| フィルム2枚貼りの場合 | フィルム面積は減る → | フィルムを貼る場所は外へ増える |


つぎに、貼り代にひと工夫です。
ここも原理は一緒で「フィルムの面積を減らして、貼る場所を増やす」、赤線沿いにカットして赤○部分を切り抜きます。
「貼り代が台形でジグザグに」なるように、カッターで切り取りましょう。


台形の貼り代を赤→方向、側面又は裏側で貼りつけましょう。
これでシワの浮きがなく、貼り代はしっかりと接着しますね。


球体のフィルムを真っすぐカットするのは難しいですが、大き目のサイズを購入したのはこのためですね、失敗できますから。
2枚目は目立たない程度に重ねて、同じ要領で貼っていきましょう。


失敗してもコツが分かってきますから、きっと綺麗に貼れますよ!




イイ感じになりました、完成ですね!
まとめ
わたしの場合時間の制約があって少々苦労しましたが、皆さんは落ち着いてのんびりやって下さいね。


バンパー降ろす方は、ちょっとした作業になりますしね..
夜間のフォグランプの明るさは?
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フォグランプは、若干明るくなった程度でした!


まさに、「色温度」の変化がわかりますね。
明るさより色の変化で、足元が見やすくなりました。


気候の悪い時には、ちょうど良いかもね!


ポジションランプが対向車の迷惑にはならないですし、満足のドレスアップカスタムになりました。


興味ある方は、ぜひ参考にして下さいね!
それではまた次回!!






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