ATシフトノブを加工して、ステアリングと合わせたウッド調に
こんにちは、コプリンです。
BMW MINI インテリアドレスアップ第2弾は、
「AT シフトノブ」を装飾していきます。

今回も【サンゲツ リアテック カッティングシート】
を使って、ウッド調に仕上げていきます!

わたしにとってはもう、定番アイテムです!
何といっても素材感が素晴らしい!
早速カッティングシートを貼っていきたいのですが、
ATシフトノブは取り付け、取り外し共に簡単ですので。

取り外して部屋で加工しましょう。
球体形状なので、貼り付けは難しいですし..
ATシフトノブの取り外し方は、”力技”です
【ATシフトノブの取り外し方法】
- 先ずエンジンスタートして、シフトチェンジできる状態にします
- サイドブレーキは掛けたまま、ニュートラルに入れます
- センターコンソールにまたがる様にして、両手で力一杯引き抜きます
- 引き抜いた状態でシフトチェンジできるので、パーキングに入れてエンジン停止

写真付きで説明していきますね!
① 先ずは普通にエンジンスタートして、シフトチェンジできる状態にします。
② シフトをニュートラルに入れます。レバーが中央にきて抜ける様になります。
③ 写真では片手ですが、センターコンソールまたがり踏ん張って力一杯引き上げます。(固着にもよるのでしょうが、非常に固い場合があります)勢いあまってケガなどしない様に、気を付けて抜いて下さい。
抜いてしまえば芯が刺さっているだけなので、後は軽くパーツを痛めない様に抜き取ります。
④ シフトノブを抜くと安全ロックが解除された状態なので、そのままシフトチェンジできます。クルマが動くと危険なので、パーキングにいれてエンジンを停止しましょう。

これでシフトノブを部屋に持ち帰り、
カッティングシートを貼っていきます!
シフトノブにカッティングシートを貼り付けるには、 カバーがあると簡単
純正シフトノブのレザーの上からカッティングシートを貼り付けるのは、
加工すれば可能ですがシフトノブをバラさないとうまく貼れません。
【やはりメッキパーツ部分のツメは脆く割れやすいのです】
うまく貼れないしカッティングシートの切れ目を隠す事ができません。
ですから、シフトノブのメッキパーツ部分をこっじってバラしていくのですが、
前回記事【サイドブレーキグリップ加工】同様、
メッキパーツ部分のツメを割ってしまいました。

シフトノブカバーを購入して、
カッティングシートを貼った方が無難でしょう!

スポーティーなカーボン調のカバー。
そのままでも充分にスタイリッシュ!
スポーティーなインテリアが好みのあなたなら、
そのまま使ってもイイ感じですね。
2分割のカバーを利用して、貼り方は2通り紹介します
難易度 | 特徴と完成度 | |
2枚貼り | 貼る面積、曲面がともに小さくなるので比較的容易 | 2つのカバーを合わせる事になるので、継ぎ目ができる |
1枚貼り | ほぼ球体に貼る事になるので、施工は難しい | カバー継ぎ目のラインが少し気になるが、仕上がキレイ |

あなたの好みの貼り方でやってみて下さい。
先ずは2分割のカバーごとに、”2枚貼り”から!
貼る面積と複雑な形状を減らす2枚貼りの方法
2つに分割して貼れば1度に貼る面積は少なくて済みますし、
”曲面形状”も減らす事が出来ます。

採寸、カットして貼っていくのですが、
”コツ”は大きめにカットしましょう!
球体、曲面形状のパーツは思った以上に表面積が大きくなります。
軽く包み込むようにして採寸、カットしましょう。
カバー内部には両面テープが施されています。
カッティングシートは内側に巻き込んで貼り付けると安定しますから、
重なってしまう余分な両面テープは先にカットしておきます。
カッティングシート貼りには必須アイテム「ヒートガン」

クルマの内装貼りに「ヒートガン」は必須です!
施工の手間と仕上がりを考えると、購入しましょう!

使えばわかる、コスパ最強ヒートガン!
お手頃価格ですし、クルマいじりには重宝しますよ!
【ヒートガンの使い方の”注意点”】
樹脂パーツの加工やカッティングシート施工には欠かせません。
1台持っておいて損はしないでしょう。おススメの商品です。
“使い方の注意点”は、「伸ばし過ぎない」。
矛盾するようですが、カッティングシートを伸ばした部分は時間の経過と共に、
元に戻る性質があります。施工直後にはキレイに貼れていても、
数日経つとしわができていることがありました。
材質にもよるのでしょうが、”伸ばす限界点”を把握しておく事がポイントです。

後はヒートガンを使って温めながら、
手で引っ張ってしわにならないように貼っていきます。

ゆっくりと時間をかけてね!
熱し過ぎると破れる事もありますから!
曲面の凸部分から外側に向けて、伸ばしながら貼っていきます。

カバーの外側(後で切り取る部分)
にしわを集めていくイメージで!
パーツ合わせ目のクリアランスを確認しながら、
カットして内側に巻き込みながらしっかりと圧着しましょう。

完成品です!
想像以上にキレイに貼れした!
しわは少し残りますが、内側など目立たない部分に集めましょう。

うん..リアリティーを求めると、
やはり光沢が足りない気が..
前回記事同様に、光沢剤を塗って行きます。


2枚貼りはこれで完成です!
なかなかの出来栄えかと!
しかし”2枚貼り”だと、
どうしてもカバーの合わせ目が目立ってしまいます。
リアリティーを求めるなら、1枚貼りに挑戦!
曲面も貼る面積も大きくなるので難易度は上がりますが、
上記写真の”カバーの合わせ目”がどうしても気になったので
1枚貼りに挑戦します。

合わせ目が目立つと後付け感が..
カッティングシートの色も変えてみました!
カバーの合わせ目を隠したいので、
最初からシフトノブにカバーを装着して貼り付けて行きます。

後からハサミやカッターで切り取るので、
しっかりと養生テープを貼ります!
1枚貼りだと余計に表面積が増えますし、形状も複雑になりますよね。
やはり大きめにカットします。
後は同じ要領で、ヒートガンで温めては伸ばすを繰り返します。

難易度はかなりUPします!
ゆっくりと丁寧にはりましょう!
シフトノブのプッシュボタン方向に、しわを集める様に貼っていきましょう。

貼る前に”しわの逃がし場所”を決めておく!
やはりイメージが大切ですよ!
シフトノブにキズがつかないように、カッターで切り取ります。
この時に、数ミリ余裕を残してカットしましょう。
”数ミリ”余裕を残した分を、
ピンセットでカバーとシフトノブの間に押し込んでいきます。

少しでも粘着性を高めるためです!
クリアランスが取れる場所なら裏側まで貼り付ける!
背面から見た写真ですが、カバーの合わせ目は目立たなくなりましたね。

後は光沢剤を塗れば、完成です!
白木調も明るい雰囲気で良し!
まとめ

シフトノブがウッディーだと、
ステアリングとのフィッティングも良好です!
貼り方やカッティングシートの色は、好みに合わせて選んで下さいね。

施工時間 ≒ 仕上がり具合 になりますから、
ライフスタイルに合わせたDIYで楽しみましょう!
今記事の主役は..やはり「ヒートガン」でしょう
球体形状や曲面が多い部分にカッティングシートを貼るには、
どうしても必要になってきます。

必要な道具を便利に使いましょう!
施工時間、施工性が格段に向上しますから!
今後の記事でも使っていますので、
使用方法と注意点は覚えておいてくださいね。
BMW MINI 内装カスタムシリーズはまだまだ続きます
ひとつのパーツ箇所を細かく詳細説明しますので、
細分化して記事にしていきたいと思っています。

太く、濃い記事をあなたにお届けしますからね!
それでは、また次回!!
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