MINI定番の劣化箇所、「トランクリッドハンドルスイッチ」
こんにちは、コプリンです。
MINI乗ってると、みんな壊れてますよね..
樹脂パーツの多いBMW MINIですが、”トランクを開閉するスイッチ部分”は劣化しやすい代表的な箇所になります。
わたしの場合は中古車購入した当初から、ボロボロと劣化していてました。
純正部品修理だと「トランクリッドハンドル」のASSY交換になって、費用も高額になりますよね。
見えない場所だから、別に良いんですけどね..
と絶縁ビニールテープを重ねって貼って凌いでましたが、いよいよスイッチの感度が悪くなったので対策しようと。
格安に、スイッチカバー部分のみを交換しよう
なんてことの無い、ゴム樹脂パーツですが..
海外製のOEMパーツでしょうね、様々なショップから販売されています。
恐らく同一部品で値段には大きな差がありますから、リンク内辿って頂いて安いショップを選んで購入して下さいね。
MINI トランクリッドハンドル(純正) | 約20,000円 |
MINI リアゲートスイッチカバー | 約2,000円 |
ちなみにわたしの購入金額は、1,500円程度でした!
ハンドルのカラーチェンジカスタム等ならASSY交換も納得ですが、”単なる開閉スイッチの修理”なら「リアゲートスイッチカバー交換」の一択でしょう。
BMW MINI リアゲートスイッチカバー取り付け方法
ゴムスイッチの淵に溝がほってあるのですが、どうやって取り付けるのか見当もつかずにとりあえずそのままはめ込んでみたのですが。
劣化したゴムが邪魔して、取り付けできません!
トランクリッドハンドルを取り外して、ゴムスイッチ部分を取り付けますね。
トランクリッドハンドルの取り外し方
作業時間は10分程度、取り外して丁寧に取り付けです!
ハッチバックハンドルは、赤〇部分に4つのビスでとまっているだけです。
MINIではお馴染みの、T-20のトルクスネジですね。
ハッチバックを目線程度まで上げて、両手で固定しながら作業すると外しやすいでしょう。
長めのビス4本取り外すと、ハッチバックハンドルはフリーになります。
赤→部分にカプラーがありますから、取り外していきましょう。
取り外し後の写真ですが、カプラー固定フックを赤→方向に引き上げて抜き取って下さい。
柔軟性のある素材のカプラーなので、楽に取れるでしょう!
配線コネクターがボディー内に落ちない様に、ビニールテープ等で固定します。
劣化ゴムの清掃は、少々時間がかかりますので!
劣化したゴムスイッチ部分を取り除こう
ハッチバックハンドルが汚れないように、作業部屋など屋内で作業しましょう。
劣化ゴムは粘着性が強いので、塗装面に付着しないように!
貼ってあった絶縁テープを外すと、写真のようになります。
劣化具合に違いはあると思いますが、劣化樹脂部分をすべて取り除いてキレイにしましょう。
ハンドル内部に落ちた樹脂も、キレイに除去して下さい!
赤○部分にスイッチの接点があるので、いためないように意識して作業します。
色々工具は試しましたが、3~5㎝幅のヘラがいちばん作業しやすいです。
上述しましたが粘着力が強く残っているので、スイッチ部分の外周をしっかりと削り落として下さいね。
ベタベタしたゴミが出るので、ショップタオルなど敷いて作業してね!
ヘラである程度除去できたら、パーツクリーナーで粘着質を除去していきます。
こちらもショップタオルに染み込ませて、外周をキレイに拭き取りましょう。
劣化ゴムは、キレイに除去できました!
テールゲートスイッチの取り付け方
スイッチを取り付けていくのですが、”この手の製品”にしては珍しくフィッティング良好でした。
シーリング剤や接着剤も準備していましたが、スイッチ取り付けには必要ないでしょう。
赤○部分にスイッチの背面を固定して、位置決めをします。
スイッチ手前部分の淵に溝がほってありますから、赤→方向に指をすべらせてスイッチを固定していきましょう。
指で押してみるとボタン接点の感触がわかるので、チェックして下さいね。
ボタンカバーが落ちてこなければ、もう作業完了です。
低価格なのに、なかなかの良品でしたよ!
まとめ
あとはハンドルを元に戻せば、完成ですね!
テールゲートハンドル取り付け手順
基本的には逆手順で戻すだけですが、コネクターは赤ライン上に切り欠きがありますから取り付け方向に注意して下さいね。
カプラーを接続できたらハッチバックは反応しますので、ここで開閉のチェックをします。
元通りにビスを4本戻せば、完成です!
”ほぼポン付け”できる意外な良品でした
ゴム樹脂製品なのでマージンが大きく取れる事もあるのでしょうか、まさかのぴったりサイズの良品でした。
開閉時の押し心地も良く、メンテの際にはおすすめです!
綺麗に清掃もできますし、何せ低価格で作業も簡単にできますからまだ対策メンテナンスしていない方は参考にして下さいね。
もう“MINI R56も古いクルマの部類”ですから、今後も劣化パーツのメンテナンスは増えて行くと思います。
そんなことも皆さんと共有しながら、MINIを楽しみたいですね。
内外装、エンジン駆動系問わず記事にしますので!
それではまた次回!!
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