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ヘッドライトのウレタンクリア塗装にDIY挑戦|下地処理から仕上げ研磨まで解説

※コンテンツにはPRが含まれます。

ヘッドライトコーティング66934883 トラブル・メンテナンス
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「ウレタンクリア塗装」の最大のメリットは耐久性

こんにちは、コプリンです。

クルマのヘッドライトは綺麗にケアした状態を保ちたいのですが、一旦磨いてしまうと黄ばみやすくなりますよね

コーティング剤はいずれ剥がれてきますから、ペーパーキズが浮かび上がって紫外線や汚れの影響を受けやすくなります。

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一般的な市販ヘッドライトコーティング剤の耐久性良くて半年程度ではないでしょうか。

ヘッドライトケアの耐久性比較は、だいたいこんな感じ!

ケア方法 コンパウンド仕上げ 市販のコーティング剤 ウレタンクリア塗装
耐久性 約数週間 約1~6ヶ月 約1~5年

※各耐久性期間は、保存状況や施工内容によって大きく変動します。

比較すれば、「ウレタンクリアー塗装」耐久性は圧倒的ですね。

しかし”ヘッドライトのクリア塗装は難しい”というのが、通説でしょう。

市販のコーテイング剤やヘッドライトケア製品は、”気軽に施工”できる事が大きなメリットですね。

多少の手間はかかりますが、やればできます!

手順を選べば、施工も容易に!

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”手順を踏めば”決して難しい作業ではありませんし、「磨いて塗布する」作業自体は同じですからね。

あなたの性格や生活環境で、ヘッドライトのケア方法を選択するべきでしょう。

【ウレタンクリア塗装が向いている方】

  • 作業に時間がとれる方
  • 作業スペースがとれる方
  • 1度の作業で成果を求める方

マメにお手入れしたい方は、市販コーティング剤がいいかも!

かく言うわたしも、無精な性格でして..

できれば1度作業して長い成果を望んで、ウレタンクリアー塗装に挑戦してみました。

そこで感じた、ヘッドライト塗装で1番大切な事!

クルマのヘッドライトは、取り外して塗装する!
養生処理の手間が省けて作業スペースの確保も手狭で済みますからね。

ヘッドライトは、取り外して塗装しよう!

【BMW MINIヘッドライトの取り外し方法】

BMW MINI R56 ヘッドライトの外し方|バルブ交換のアクセスも容易に
BMW MINI R56 のヘッドライト取り外し交換方法を紹介します。各種バルブ交換(LED化カスタムなど)やヘッドライトレンズのケアには必須の作業になります。各種バルブやバラストへのアクセス方法も容易になりますから、ぜひ参考にして下さい。

ヘッドライトを取り外せたら、塗装の準備ですね!

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BMW MINIのヘッドライトをウレタンクリア塗装してみよう

最低限の養生は、必要ですよ!

ヘッドライト交換0693039

磨き作業でキズをつけたくない場所や、電装パーツですのでコネクターユニット類はきっちりと覆って下さいね。

【ヘッドライト塗装の大まかな手順】

  1. ヘッドライトの取り外し
  2. ↓ 養生処理
  3. ↓ ペーパーがけ(1000、1500、2000番)
  4. ↓ 脱脂洗浄
  5. ↓ ウレタンクリア塗装
  6. ↓ 乾燥
  7. ↓ 仕上げ磨き
  8. ヘッドライトの取り付け

必要な材料と工具類

  • 養生処理テープ類(マスカーテープが便利)
  • 耐久性ペーパー(1000、1500、2000番)※劣化具合により変動
  • ソフト99 ウレタンクリアー
  • 3M コンパウンド3本セット(他製品で代用可)
  • 京セラ(リョービ)ポリッシャー(手磨きで対応可能)

塗装スプレーは、「ソフト99 ウレタンクリアー」がおすすめ!

とにかくスプレーの使い勝手が良く塗装しやすいですし塗料も細やかに噴霧されて素人でも扱いやすい商品ですね。

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それでは、黄ばみ取り磨きからスタートです!

大切な下地処理は、”黄ばみ取りと足つけ研磨”で番手を変えて

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黄ばみ取り研磨ではヘッドライトの状態によっては体力も時間も要します

ポリッシャーがあれば、相当楽になります!

手磨きでも時間をかければ作業できますのが、他にもポリッシャーに使用目的がある方は持っておいて損はないですよ。

1000番~2000番で、黄ばみ取り~足つけまで研磨する

【下地処理で使用した耐水ペーパーの番手】

耐水ペーパーの番手
1000番   → 1500番   → 2000番

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ヘッドライトの劣化具合で、番手を変えて下さいね!

わたしの場合はそこまで劣化もひどくなかったので、1000番耐水ペーパーで黄ばみ取りをしました。

一旦磨いてみてから黄ばみやくすみが取れないようであれば、粗い番手を選んで研磨して下さい。

【耐水ペーパー1000番研磨後】

ヘッドライト塗装043394930

レンズが、真っ白にくもりますが..

耐水ペーパー1000番研磨では磨きキズで曇ってしまいますが心配いりません

黄ばみが取れるまで、しっかりと研磨しましょう。

【耐水ペーパー2000番研磨後】

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1500番目消し研磨後、2000番塗装前の仕上げ研磨します。

汚れ残りや磨きキズをチェックして、均一になっていれば足つけ研磨は完了ですね。

2000番で磨くと、ある程度透明感が出ますね!

「ソフト99 ウレタンクリアー」塗装方法

【缶スプレーウレタンクリア塗装のコツ】

  • 塗装前の攪拌時はもちろん、塗装中も缶スプレーをよく振る
  • 薄く何度かに分けて、重ね塗りを意識する
  • 距離(15㎝∼30㎝)と動かすスピードで、塗膜を形成する
  • 缶スプレーは立てて(噴射口を上に)、使用する
  • 経験上、塗装面よりは簡単に塗れる

以上5つのコツを念頭に、塗装していきましょう!

塗装前は”洗浄と脱脂”です

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塗装前の脱脂作業は、お忘れなく!

脱脂はとても重要な作業工程で、せっかく綺麗に塗装が仕上がっても後で剥離の原因になります。

必ず丁寧に、油分を取り除いて下さいね。

またヘッドライトの材質(ポリカーボネート)溶剤に弱いので、中性洗剤での脱脂推奨されています

ソフト99 ウレタンクリアー塗装方法

スプレー塗装6039999

まずは、缶スプレーのセッティングから!

スプレー缶を逆さにして、赤○部分ピンをコンクリートなど硬い場所で押し込んで下さい。

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キャップを元に戻して、10~15分放置して塗料が混ざるのを待ちましょう

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20∼30回よく振ったらウレタンクリアのセッティング完了です。

塗装中も良く振って、作業しましょう!

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イメージ的には、赤→に沿って塗装して下さい!

最初に塗りずらい外周に塗布してあとは赤→沿い横方面ジグザグに全体的に塗布していきましょう

同じ場所はできるだけ一回で塗布してしまって、垂れを防ぐためには何度も往復しない事も大切ですね。

【1回目の塗布】

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いわゆる”すて吹き”で、パラパラまぶす程度に塗布します。

また一旦くもりが増しますが、気にせずに作業して下さいね。

すて吹き段階でスプレーの出力など、感覚も意識しましょう!

【2回目の塗布】 

(乾燥時間 約10分目安)

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やや缶スプレーの距離を縮めて、動かすスピードもゆっくりにしながら塗布します。

塗布回数に比例してゆっくりと距離を縮めて厚塗りするイメージですね

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2回目もまだすて吹き段階、薄く塗ってね!

【3回目の塗布】

(乾燥時間 約10分目安)

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3回目になると、いよいよ塗装と意識しましょう。

塗料の垂れに注意しながら、距離を近づけてゆっくりと厚塗りしていきます。

かなり透明感が、出てくると思います!

【4回目の塗布】 

(乾燥時間 約10分目安)

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塗装面を確認しながら上手く塗れていれば、塗装完了でも良いでしょう。

4回目以降は仕上がりを見て再塗装必要か判断”をして下さい

【5回目(本塗り)の塗布】

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わたしは5回目で、本塗りとしました!

遠目では新品同様にクリアになりましたので、ウレタンクリア塗装は完了です。

ウレタンクリア塗装後の乾燥期間

(乾燥期間目安 約5日間)

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表面の乾燥は(手で触れる程度)約2時間でしたが(気温約20℃)、仕上げの研磨では塗料の中身まで完全硬化が必要なので5日間自然乾燥させました。

※「ソフト99 ウレタンクリアー」の使用方法では、”乾燥期間約1週間”とありますからそちらを優先して作業して下さい。

埃やムシが付かない様に、乾燥場所を確保してね!

ヘッドライト塗装の”仕上げ磨き”方法

【ヘッドライト塗装の仕上げ研磨について】

塗装が上手くいったり、仕上がりに満足できた方は”仕上げ研磨”の必要はありません。おそらく遠目では、”新品の様な”仕上がりになった方もいるでしょう。研磨には塗装剥がれのリスクもありますから”液だれ”や”ゆず肌”が気になる方のみ、仕上げ研磨をおすすめします。
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わたしの場合は、ガッツリゆず肌で..

否が応でも、仕上げ研磨作業をする事にしました。

耐水ペーパーとコンパウンドを使用する

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研磨作業するには、ヘッドライトを固定しなければいけません。

先にクルマに取り付けてしまってから両手で作業した方が良いでしょうね。

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まず耐水ペーパー2000番ゆず肌を整えます

あて木や硬めのスポンジをあてて、耐水ペーパーの面を出して作業しましょう。

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水をかけながら慎重に、表面を観察しながらゆっくりとペーパーがけしていきます。

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タオルで水分を拭き取って、塗装面を良く観察して下さい。

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10分程度ペーパーがけすると一旦レンズが曇りますが、ここでも気にせずに作業しましょう。

ゆず肌はだいぶ平坦になりますが、細かな凹凸は妥協しました。

DIY作業ですから、綺麗になれば妥協もよし!

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指で擦ってみて表面に凹凸を感じなければ、かなりの仕上がりに期待できると思います。

これで、ペーパーがけは完了です!

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次にポリッシャーを使って、仕上げのコンパウンド磨きです。

【3M コンパウンド3本セット】

  1. ハード1‐L
  2. ハード2‐L
  3. ウルトララフィーナプレミアム

内容量も丁度よく、キズ消しにも使えますから便利でおすすめのセットです。

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ポリッシャーの回転速度は、3~4程度で手振れの心配なく使用できるでしょう。

【ハード1‐L 使用】

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耐水ペーパー2000番目消し程度として使用される「ハード1‐L」ですが、透明感は一気にでますね。

【ハード2‐L 使用】

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写真ではその差をお伝えずらいのですが、もう完成で良い程度に仕上がります。

ウルトララフィーナをお持ちでなければ「ハード2‐L」仕上げでも充分でしょう。

【ウルトララフィーナ 使用】

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見違えるほどの輝きで、ヘッドライト塗装完成ですね!

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まとめ

【before】

ヘッドライトコーティング409059339430

【after】

ヘッドライトコーティング50494030

乾燥期間を含めどうしても時間と場所の確保が必要ですが、作業自体はカラー塗装と比べると簡単だと思います。

充分な仕上がりでしょう、みなさんもぜひ挑戦してみて下さい。

【ヘッドライト塗装の作業時間(期間)目安】

  • 作業時間 約4∼5時間
  • 作業期間 約1週間(乾燥期間含め)

耐久年数を考えれば、充分効率的な作業です!

時間と作業スペースがあればとても楽しい作業ですから、ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さいね。

それではまた次回!!

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