ボディーのキズは、まず”サビ”に注意する!
こんにちは、コプリンです。

先日、駐車場で”ガリッ”とやってしまいました!
しばらく落ち込んだ後…

さて、どうやって補修しようかな?
幸いにもキズの付いた部分は、フロントバンパーとフェンダーアーチでして
わたしのBMW MINIの場合は、
それぞれFRP素材、プラスチック樹脂素材なのでサビの心配はありません。
金属製パーツの塗装が、キズ等によって剥がれてしまうと“サビ”の原因になります。
最初は極小さなキズでも、サビてしまうと広い範囲に腐食していきます。
長い期間放置していると、穴が開いてしまう危険性も…
メンテナンスも高額で面倒になりますので、保護シールなどで応急処置を!
DIYで、”完璧な修復”はほぼ不可能です!許せる範囲の目立たない施工を目標に!
プロの板金塗装業者に頼んだり、パーツ交換すればキレイになりますが

費用が大きくかかります!
フロントバンパーのキズは、あまり目立たない場所だったので
“DIY補修”で対処しました。

記事中のような、”大きなキズ”の場合は業者に頼んだ方が無難です。
キズと思っていたものは、衝突物の塗装や汚れの付着の場合がある!
まず、写真を見てください。
Befor
After
施工内容は、
コンパウンドポリッシャーでの磨き

どうでしょうか?ほとんど目立たなくなります!
凹んでしまった線キズと、完全に塗装が剥がれたキズは残りましたが
それ以外は、キレイになくなりました。
もちろん、ポリッシャーで研磨していますから小キズは消えます。
しかし、“塗装が剥がれて下地がむき出した状態のキズ”と思っていた
”グレーっぽい黒色の部分”がキレイになくなりました。

”グレーぽい黒色の部分”の正体は、
衝突物の汚れや塗料が原因でした!
拭き取り、磨きで落ちる”汚れ”と“キズ”の判別方法
今回の補修では、ポリッシャー磨きを施工したのではっきり”汚れ”と”キズ”を
区別することはできませんが、
磨き施工で落ちたもの
- 目で見てわかる明あきらかな汚れ
- 手で触れてみて、フラットで凹凸の無いもの
- 細かな凸部分
磨いても落ちなかったもの
- 手で触れてみて凹んでいる部分
- 凹凸の激しい部分
凹凸のある部分、特に
”手で触れてみて凹んでいる部分”が残りやすいキズといえます。

キズの場所、種類を見分ければ補修内容もかわってきますね!
塗装の“厚み”には限りがあります!研磨力の弱ものから~難易度の低いものから施工!
車種、製造年式にもよりますが、
車は常に雨や外気にさらされている訳ですから、塗装はしっかりとされています。
何重にも塗り重ね、クリア塗装されて美しく保たれています。
しかし、わたしたちが普段カーケア等で研磨しているのは

クリア塗装、いわば塗装の保護膜の部分です!
”研磨を少なく、簡単な方法で”対処できれば、
愛車のボディにも、あなたの負担にもやさしい補修になります。
アルコールで拭き取り洗浄
パーツクリーナー等、有機溶剤も洗浄効果はありますが
元々の車体の塗装にもダメージがあります。
”DIY補修”では、塗装へのダメージが少ないアルコール洗浄がオススメです。
洗浄効果も期待できて、比較的に
車、人にもやさしいのでまずはアルコール洗浄から。
ペーパーウエスに染み込ませて使うと便利です。
肌の弱い方は、なるべく触れない様に。

マジックペンも消せます!
アルコールの洗浄効果は強いのです!
これでキレイになったら、簡単ですね。
簡単な作業から、優先的に始めるのがコツです。
しかし、アルコールはあくまで”洗浄”です。
コンパウンドの”研磨”磨き落とす力には、勝てません。
コンパウンドも“手磨き”から!粒子の細かいものから順番に!
あくまで“DIY”、素人でもできる手軽な作業で済ませましょう。
ポリッシャー等、工具を使うとキレイで早く仕上がりますが
それはプロ、慣れている人が使ってこそです。
工具には強い力がありますから、もし失敗した時も大きな失敗になってしまいます。
そして、コンパウンド選びと使い方です。
粗目 → 微粒子で仕上げ → 施工終了
が基本的な使い方ですし、多くの取扱説明書にも表記されています。
しかし、
微粒子で仕上げ → 施工終了
で済むに越したことはありません。何より、ボディーの研磨量が少なく済みます。
微粒子 → まだキズが残っている → 粗目 → 微粒子で仕上げ → 施工終了
もし、仕上がりに不満があっても1工程増えるだけでしょ。
失敗を減らすなら、粒子の細かいものを最初に使いましょう。
初心者のポリッシャー選びは、ダブルアクションタイプで!
ポリッシャーを大きく分類すると、3タイプになります。一般的な特徴と合わせて。
- シングルアクション 研磨力が強い 下地処理、プロ仕様
- ダブルアクション 研磨力は弱い 仕上げ処理、初心者向け
- ギアアクション 研磨力は中間 中間処理、プロ仕様
整備士さんや、車に詳しい方に話を伺いましたが

全員一致で”ダブルアクションタイプ”を勧められました。
ダブルアクションの場合は、力点、作用点がずれて力が分散します。
それで、失敗も起こりにくいという訳です。
最初のポリッシャーには、ダブルアクションタイプを選びましょう。
バフの種類
ポリッシャーの回転体に付ける、ボディーに触れるパーツです。
大まかに2種類に分けると、
- ウールバフ 研磨力が強い
- スポンジバフ 研磨力が弱い
といった感じです。
ポリッシャーの使用方法と一言でいっても、コンパウンドの種類を含めると
とてつもなく多様性があります。
電動ドライバーや、ブロワーなどカーケアに使う電動工具はたくさんありますが、
車体に直接作用するポリッシャーの使用には、気を付けてくださいね。
大切な愛車で練習する訳にはいきません。
いらなくなった身近にある金属製品で、練習してみては。

わたしは、古くなった自転車で練習しました!
まとめ
今回の記事では、キズの補修についてまとめました。

再塗装、タッチペンのその前に!
Befor
After
やってみる価値ありますよ!
アルコール洗浄と、コンパウンド手磨きでも十分な効果がありますしね。
ポリッシャーについては、安い工具ではありませんし、
使用に不安な方もいるでしょう。
ポリッシャーは、サンドペーパーで代用しよう!
小さな範囲なら、少しの手間で効果があります。
→ サンドペーパー → コンパウンド手磨き
経済的ですし、大失敗はありません。

あなたの愛車ですから、できる事は自分でしたい!
少しのキズ、汚れの度に業者にお願いしていたら出費がかさむばかりですから。
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