クルマを”大切に維持”する上で「ゴム樹脂製ガスケット(パッキン)」は
こんにちは、コプリンです。
クルマを快適に美しく維持する為には、「常日頃のメンテナンス」がとても大切ですね。エンジンルームを覗いてオイルやクーラント等の管理するのは、日常的にやっておきたい事。
アイドリングや運転時のエンジン回転数、水温等の”異変に気付ければ”早期のメンテナンス対応ができるので各種トラブルも未然に防ぐ事ができたり、またはそのトラブルも大事に至らないうちにメンテナンスする事ができるでしょう。
BMW MINI 含めて、
”輸入車には”特に大切な事ですよね!
とは言え”BMW MINI”、各種ガスケット(パッキン)類の経年劣化は避けて通れないものです。そのほとんどがゴム樹脂製ですし、保管環境にもよりますが5~10年もすればゴム樹脂は硬化してボロボロになって当然ですね。
”故障”ではなく、”消耗品”と割り切って!
メンテナンスは当たり前と..
クルマの”DIYメンテナンス”は、簡単な事から始めればイイ
できる事ならクルマのオーナー自らがメンテナンス出来れば良いのですが、そうも行きませんよね(技術や知識、作業場所や工具等)。
特にエンジンルームまわりの整備は”クルマの安全面”にも関わりますから、整備工賃を払ってプロにお願いするのは良い事だと思います。
全てのメンテナンスは無理でも、
できる事はやってみよう!
メンテナンス費用は、できる事なら割安の方が良い..
そんな中でも今回紹介する「カウルカバーのゴムモール交換」は、非常に簡単にできるメンテナンス作業です。
しかもディラーやショップでの交換になると、カウルカバーASSY交換になる事が多い様ですし。カウルカバー自体が”酷く白色に劣化”している様ならASSY交換もおススメしますが、”少々の劣化”程度なら樹脂パーツ復活剤でキレイになりますからね、ゴムモール交換だけで充分でしょう。
未塗装樹脂パーツの復活剤の記事は、
今後投稿します!
カウルカバーとフロントガラスの継目にある、”ボロボロになったゴムモールだけ”を交換すればお得にリフレッシュできます。
【カウルカバー交換費用の比較】
- カウルトップカバーASSY交換費用 → ~20,000円程度
- ゴムトリムのみ交換費用 → 2,000~3,000円程度
※2023年4月現在
交換費用、約1万数千円のお得!
簡単20分程の作業、参考にしてくださいね!
カウルカバー古くなったゴムモールを取り除く方法
わたしの場合は中古購入直後に、
既に切り取っています!
古くなったゴムモールはボロボロと付着していると思いますが、わたしの場合は1年半位前にカッターで切り取っていたので比較的キレイな状態です。
【カウルカバー機能面への悪影響は?】
カウルカバーの曲面に沿ってフロントガラスを傷めない様に、”ゆっくりと軽い力で”カッターで表面に出ているゴムモールを切り取りましょう。
1年半位このままで放置していましたが、
特に問題はありませんでした!
気にならない方は、このままでも良いんではないでしょうか。
かなりキレイな状態に見えますから。
カウルカバーの中に入っているゴムモールを取り出して行きます。
この時、
カンタン施工作業がモットーですから、
”手抜けるところは抜く”作業です!
ゴムモールの状態にもよりますが、”手間を省くために”ゆっくりと千切れないように上向きに引っ張っていきます。
車体半分を過ぎたら、反対側から引っ張って行きましょう。
取り外したゴムモールですが、ボロボロに硬化していますね。大まかな部分は取り外しできると思います。
BMW MINI R56の場合カウルカバーは左右に2分割されていますが、中央の継目付近はゴムモールが残りやすいですね。赤→方向に引っ張てクリアランスを確保します。
”内張りはがし”が丁度良いサイズになりますから、カウルカバー内に千切れて残ってしまったゴムモールを取り除いていきましょう。
ゴムモールを全部取り外すと、ゴミやほこりが溜まっているでしょうから取り除き掃除しましょう。
ゴムモールの粘着剤が、フロントガラスに付着しているので取り除きます。
パーツクリーナーやシリコン除去剤を塗布して、ヘラやスクレーパーでこそぎ落とします。1度に力を加えて作業するとフロントガラスが傷ついてしまうので、”攻め過ぎず何回かに分けて”粘着物を除去しましょうね。
あれば作業が捗りますからおススメですよ!
ゴムモールを上から貼り付けるので汚れは隠れてしまいますから、完全に取り除く必要はありません。両面テープを使用するので、油分や極端な凹凸を残さない程度に拭き取ります。
上記写真程度にゴムモールを取り除いて掃除ができれば、
次はゴムモールを、
取り付けて行きましょう!
カウルカバーに新しいゴムモールを取り付ける方法
2分割されたカウルカバーに1本のゴムモールを取り付けるのですが、少し工夫が必要でした。
失敗例も紹介しますので、
最適解の方法を参考にしてくださいね!
造りもしっかりしていて、
長さ1,7mが丁度良いサイズでした!
ワイパーを上げて、運転席側のゴムモールは取り付けできました。
で、ここから何ですよね迷ったのが..
失敗例も載せておきます!
ゴムモール取り付け”分割”の失敗例
カウルカバーの合わせ目で、
ゴムモールをカットしてみました!
採寸して助手席側から同じように仮合わせして行くのですが、
中央部分でゴムモールを少し重ね合わせて施工しようと試みたのですが、写真のように不格好になってしまいます。
今度はキッチリと採寸して施工したのですが、ゴムモールの溝を通すカウルカバーのクリアランスが合わせ目部分には無いんですよ。その分、ゴムモールが浮いてしまって上手く貼り合わせ出来ないんですよね。
浮いてしまって貼り付けできない部分をカットしたのですが、
ワイパーブレードで目立たなくしたのですが、
やはり不格好ですよね..
【注意!カウルカバーの継目は工夫が必要です】
推奨施工事例!カウルカバー継目は”ゴムモールの内側の溝を加工”する
①
最初にゴムモールの中央部分の内側だけを、
をカットしておきましょう!
写真赤○部分はゴムモールの内側なんですが、仮合わせ段階でキッチリと尺を取ってカウルカバーの継目に当たる部分を”溝1枚分だけ”カットします。
②
【推奨!ゴムモールをキレイに貼る”コツ”】
キレイに貼れました!
完成ですね!
まとめ
今記事では「カウルカバーのゴムモール交換」について紹介しましたが【メリット】としては、
- カウルトップカバーASSY交換費用 → ~20,000円程度
- ゴムトリムのみ交換費用 → 2,000~3,000円程度
※2023年4月現在
格安で充分な効果が得られますね!
【注意点】をもう1度、確認しておきましょう。
クルマのカスタムやメンテナンスは、人それぞれで良い
クルマのメンテナンスはお金をかければ良い訳ではない、とわたしは思っています。
最近はアジア製品でも品質や精度も上がってきている様に感じますし、純正パーツが一概に高性能とも言えないですからね。ただ、パーツによっては高価なパーツを選ぶ時もあります。クルマの性能や安全面に関わる部分、ドレスアップカスタムならフィッティングも大切ですしね。
経験や情報で知識を得て、
自分に合ったカスタム、メンテナンスを!
それではまた次回!!
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