輸入社外品テールランプにはコーキング処理を
こんにちは、コプリンです。
今更ながらですが、テールランプに「ユニオンジャックテール」をインストールしました。
なかなかイイ感じ、じゃないですか?
低価格で購入できる理由は、おそらく大陸製製品なのでしょう。
ルックスのクオリティーはLEDシーケンシャルもカッコ良く、文句なく良い商品でした。
※購入時期によって、価格変動やアップデートが多い製品です。今記事で紹介する製品が購入できるとは限りませんから、リンク内よく選んで購入して下さい。
梱包もしっかりと、便利な世の中になった!
写真の通り美しいルックスには違いないのですが、細かい部分で少々問題もあるようですね。
安いのには、理由がある!
輸入社外品だけの問題ではありませんが、後付けのライト(フロント、テール問わず)では「コーキング(シーリング)処理」はやっておいた方が良いですね。
パッと見るだけで赤○部分などは、隙間が空いている様に見えますし。
一転して上写真の赤○部分にはコーキング加工の後があるので、防水加工は一応されている様ですね。
【ライト(フロント、テール)に水滴侵入は、多くの実例がある】
予防整備もクルマ維持には、大切な事ですね!
まずは”テールランプの動作チェック”から
取り付け方法はポン付けなので、こちらから!
コーキング加工してしまったら不具合があっても返品できませんからね、まず動作確認を済ませましょう。
各ライト(スモール、ブレーキ、ウインカー、バック)の点灯チェックができたので、コーキング加工作業をしようと思ったら..
ぽろーんと!球切れ警告灯ですね..
MINIの場合はLEDライトに変更すると、基本的には球切れ警告灯は点灯します。
キャンセラー(ハーネス)で対応している製品も多数ありますが、”フラッシングと警告灯点灯”には準備しておいた方が良いですね。
※ 製品や固体差によって、警告灯の点灯有無があるようです。
LEDライト変更後のコーディング作業を扱うショップは多くあるので、事前に相談しておく事も一考しておいて下さい。
「BimmerCode」でのLED化は、有効でした!
BMW MINI ユニオンジャックテールランプのコーキング(シーリング)処理方法
業務用のコーキング剤(シール剤)も優秀ですが、容量が多過ぎるんですよね。
家庭用のシール剤で”優秀適量”な、「セメダイン バスコーク」を使用しました。
【ランプ類のシーリングにバスコークが優秀な理由】
使用する材料と工具類
- シール剤(セメダイン バスコーク)
- 養生テープ(バスコーク内容物使用でOK)
- ヘラ(バスコーク内容物使用でOK)
- サランラップ
- 手袋
- ヒートガン(ドライヤー代用OK)
ランプ類を汚さない様に、注意ですね!
綺麗な仕上がりは「丁寧な養生処理」から
レンズとテールランプ本体の隙間を見極めて、コーキングしたい場所を残してしっかりと養生します。
養生はフラットな箇所なら容易なのですが、赤○部分のようにツメやビス穴などの凹凸があるので上手くかわしてマスキングしましょう。
ビス穴は埋めない様に、丁寧に貼りましょう!
赤○部分はビス穴ですが湾曲して貼らないといけない場合もあるので、細目の養生テープを使用すると貼りやすいですね。
特にテールランプのレンズ面は汚れると目立つので、しっかりと覆いましょう。
コーキング方法は「湿気の換気」も考えて
裏側は気密性が高いですが反面、換気も悪い状態です!
純正テールランプと比べると明らかに密閉されていて、水分の侵入は防げそうですね。
しかしランプ類の水被害は難しいもので、湿気は僅かな隙間から侵入してしまいます。
大きな水分の侵入を防いでも、わずかな湿気の侵入だけでレンズ曇りなどは起こってしまうので換気が必要になる訳です。
大きな水分侵入のある、上部をコーキングします!
テールランプ内に大きな水分が浸入するのは、主にレンズ上部からになります。
ですのでテールランプの上部3/4程をコーキング処理して、テールランプ下部は換気や水分の抜けの為にそのままにしておきました。
テールランプにコーキング剤を塗布する方法
バスコークを、付属のチューブ巻きにセットします。
細かい事ですが気の利いた造りですね、非常に使い勝手が良くなりますよ。
写真は付属のヘラですがこちらも非常に使い易く、日本のメーカーには関心する事が多いですね。
キャップの先端を斜めにカットして、コーキング処理部分に沿って流し込んでいきます。
チューブから出る量を調整しながら、少し盛り上がる程度に多めに塗布しましょう。
継目ごとに、段階的に塗布する!
一度で塗りきるのは難しいので、ツメとツメの間ごとに区切って塗布していきましょう。
付属のヘラを使って、空気を抜いて溝を埋めていきましょう。
ヘラの形状が絶妙で、塗り込みやすいですよ!
慌てずにしっかりと隙間を埋める
細かい部分は塗り込みが難しいですが、回数を重ねるのがコツですね。
バスコークは乾燥するまで透明なので、塗り具合は把握しずらくなります。
ひと仕切り塗布したら、一旦乾燥です!
シール剤の乾燥と塗り残しチェック方法
乾燥して固まってしまう前に、マスキングテープは剥がしておきます。
硬化すると、シール剤も一緒に剥離してしまいます!
レンズ面のラップはそのままに、片手に手袋をはめてシール剤で汚れないようにカバーします。
自然乾燥は時間がかかるので、ヒートガンで強制乾燥しましょう。
あまり高温で熱するとレンズ面にも影響がありますから、温度は調整して下さいね。
5分程ヒートガンで乾燥させると、乳白色に硬化してきます。
手で触れてみて、粘着性が無くなって弾力があれば完全硬化ですね。
全体をチェックして塗り残しがあれば、再度塗布しましょう。
塗布面を全て覆えたら、完成ですね!
レンズ面が汚れた場合の処理方法
気を付けていても、レンズ面は汚れてしまうモノで..
シール剤の汚れは乾燥してからでもアルコールやパーツクリーナーで除去できるので、心配なく作業して下さいね。
まとめ
楽しみにしていた、本組みをしましょう!
MINIのカスタムではド定番になった「ユニオンジャックテール」ですが、後付け交換製品の多くはポン付け仕様です。
DIYで充分ドレスアップ交換できますから、今記事を参考に「コーキング処理」を行って後々の面倒も解消して下さいね。
デザインは純正パーツに全く引けを取らない出来映え、低価格帯製品でも充分に満足行くはずですよ。
自分で取り付けして、工賃分もコストカット!
問題の”フラッシングや警告灯点灯”対策は?
全ての製品の判断はできませんが、一定数の製品で”フラッシングや球切れ警告灯点灯”は起こる様です。(ちなみに、純正ユニオンジャックテールも要コーディングですね。)
基本的には身近なショップにてコーディング作業を依頼すれば解決できますが、作業代金(約3千円~1万円)がかかるのでせっかくDIY作業をしてもね..
何か、台無し感が否めません!
そこで次回記事では、「MINIのDIYコーディング」にも挑戦してみました。
金銭面の解決には、なっているのか..
必要ツールの紹介等、購入費用も公開しますので楽しみにしておいて下さいね。
それではまた次回!!
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