MINIのヘッドライトは美しく!工具要らずで、アナタにもできる
こんにちは、コプリンです。
「カッコいいクルマ」とは車体全体のバランス、フィーリングで決まるでしょう。
カスタムドレスアップに至っては、”人それぞれの好み”があって当然ですし一概に
「カッコいいクルマ」と定義するのは難しいですよね。
しかし「キレイに大切にされているクルマ」は、一目でわかるモノです。
カスタム施工車や純正車問わず、汚れの少ない洗車の行き届いた「美しくカッコいいクルマ」は、”万人共通認識”できますよね。
「カッコいいクルマ」は、
「キレイなクルマ」であってこそ!
そんな中でも目立つポイントが、”ヘッドライトの汚れ”ではないでしょうか?
”新品同様オッドアイ”仕様でわかる!ヘッドライトの黄ばみ汚れ
わたしは”左右非対称オッドアイ”を目指し、
左側(助手席側)だけヘッドライト交換したのですが..
ウインカーライトのオレンジ部分が小さなヘッドライトに片側だけ交換したのですが、
(写真赤○部分向かって右側)”非常に程度の良い中古パーツ”だったために、
※購入先業者によると、未使用に近い新品同様との事
交換していない方のヘッドライトの黄ばみ(写真赤○部分向かって左側)が目立ってしまいます。
【交換した”新品同様”ヘッドライト】
【交換していないヘッドライト】
近くで見るとハッキリとわかりますよね、
ヘッドライトはキレイな方がイイ!
どこまで新品同様ヘッドライトに近づけるか?アナタの参考には好素材でしょう!
右側ヘッドライトも同様の製品を購入しようかと迷いましたが、価格はそれなりに高額ですしね。
自分でヘッドライトを磨いてみてから、購入を検討しようと今回の施工となりました。
”新品同様”のヘッドライトにどこまで近づけるか、
ヘッドライト磨き、コートの検証にはうってつけ!
低価格アイテムでしっかりとキレイにできる。 3Mヘッドライトクリーナーコートの、施工方法です!
【3Mヘッドライトクリーナーコート 39173 内容品】
- 3Mヘッドライト用クリアコーティング剤×2
- 3Mトライザクトフィニッシィングディスク P3000(3000番耐水パッド)
・1000番耐水パッド
・パッドに取り付け磨きやすくするアタッチメント
・ビニール手袋
いずれも別途安価で購入できますので、今回は(39173)購入での施工をしました。
しかし後にも述べますが耐水パッドの使いやすさは抜群ですし、専用アタッチメントがあれば
施工は楽になると感じました。
(39173)1,300円程度 +別途購入100円程度 耐水ペーパー1000番 + ビニール手袋
(39174)2,800円程度 別途購入の手間なし 作業性の向上
※2,022年5月現在
品番 | 作業性 | 価格(変動有) | 内容物 |
39173 | △ | 1,300円程度 | 上記参照 |
39174 | ◎ | 2,800円程度 | 上記参照 |
価格差と作業性の向上..
アナタにあった品番を選んで下さいね!
そちらもご参考にして下さいね!
ペーパーがけというものは、正直疲れますよね。
作業時間も比較的長くなってしまうのが、「ヘッドライト磨き」です。
アタッチメントがあれば、
きっと楽なんだろうな..
メーカー推奨通りに、「レストアキット」を最初に購入すれば”作業は楽にはかどる”
と思いますが、今回は(39173)+ 別途購入品で施工していきましょう。
地道作業が効果的、 耐水ペーパーでしっかりと磨きましょう!
黄ばみと、白くくすんで汚れて見える右側のヘッドライト。
どこまで透明度を取り戻せるか、
作業を進めて行きます!
水洗いで大きな汚れを取り除く
ボディー面のケアなどと同様に、洗車をして大きな異物を取り除きます。
こういった作業はまず洗車から。
大きなキズ防止です!
マスキングテープで養生処理を!
BMW MINI は、ヘッドライトの養生処理が非常に楽ですね。
ボンネットを開けてしまえば、ボディー面にサンドペーパーが当たる事はないでしょう。ヘッドライトウォッシャーの先端部分は、しっかりと養生テープを貼ります。
3Mヘッドライト用レストアキット同様に、耐水ペーパーは1000番から
本来はヘッドライトの黄ばみ具合に合わせて耐水ペーパーの番手を選ぶべきですが、
製品の手順通りに耐水ペーパー(1000番)から施工していきました。
番手を選んで下さいね!
適量、水で濡らしながら耐水ペーパーをかけていきましょう。
水で濡らす事によって、研磨力の向上と紙やすりの目詰まりを防ぎます。
MINIの様に”ヘッドライトがむき出し”になるようなクルマは、端の方まで気兼ねなく研磨できます。ヘッドライト上部~ヘッドライト下部に向けて、ペーパーがけしましょう。
耐水ペーパーで擦るということは、ヘッドライト樹脂面に浅いキズを入れている事になります。ですのでペーパーがけは赤→縦方向、
赤→横方向と規則正しく磨くと番手を上げて磨く時に、”キズ消しの目安”が分かりやすくなります。
縦方向、横方向と意識して磨く!
耐水ペーパーを一通りかけてみると、「黄ばんだ汚れ」が出てきます。
1000番(最初の粗い目)でのペーパーがけは、”黄ばんで汚れた樹脂を削り取る作業”ですから力を加えながら研磨して下さい。
白くくすんみますが、心配いりません!
黄ばみがとれるまで、しっかりと削りましょう!
”黄ばみ”がとれるまでは、
の繰り返しです。
正直疲れる作業ですが、
根気強く頑張って下さいね!
樹脂表面が乾くと驚くほど白濁が目立ちますが、ここでも心配せずに作業を進めます。
白濁していますが、黄ばみが無くなっているでしょ!
この状態を目指して、頑張ってくださいね!
見た目や時間は目安程度に、”削りカスの黄ばみ”が無くなるのを心掛けましょう。
別の対策が必要になるでしょう。
”3000番耐水パッド”磨きは、作業時間を長めにとって
耐水ペーパーの番手はもう少し刻んで使用したいものですが、メーカー推奨通りに施工しました。
また”1000番耐水ペーパーの2倍の時間”、が推奨されています。
わたしの場合、
1000番 30分程度×2個 =1時間程度!
ペーパーがけを問わず、下地処理的な研磨作業は作業時間で迷う事が多いですよね。
力の強弱や、作業能力で作業時間は変化して当然ですから。
作業時間は”あくまで目安”として!
丁寧な作業を心掛けましょう!
写真のように、3000番耐水パッドはスポンジ状の素材で弾力があります。
耐水ペーパーとは、
比較にならない施工性の良さ!
特に曲面部分での使いやすさが特筆で、指や腕の力の負担軽減になりました。
1000番で深く削った表面を、”全体的にならしていく作業”になります。
疲れましたが..
しっかりと1時間程度磨きましたよ!
だいぶ表面がクリアになってますよね!
耐水ペーパー1000番での磨き残しが無いか確認して、ヘッドライト磨きは完了です。
3Mヘッドライトクリーナーコーティング剤施工法
ヘッドライト表面の水分を拭き取り、乾燥させます。
コーティング液剤に直接触れることになるので、ビニール手袋を準備して施工しましょう。
コーティング剤塗布 (1回目)
コーティング剤を取り出しましょう。
薄目のコットン生地にたっぷりと、コーティング剤が染み込んでいます。
写真のように幅の短い方を塗布面にすると、
塗りやすいですよ!
コーティング剤塗布は手軽ですが、難しい..
ある程度、妥協が必要と思います!
【3M ヘッドライトクリーナーコーティング剤塗布のコツ】
- 赤○部分、塗布面は幅の短い方を使う
- 赤→方向、ヘッドライト上部から均等間隔で塗って行く
- コーティング液剤が多く染み込んでいるため、力は入れずに軽く撫でる様に塗布
- 速乾性のためできるだけ1度で塗り上げて、何度も擦らないようにする(塗りムラ防止)
上記”コツ”を参考に塗布してね!
”塗りムラ”ができても、そこまで目立ちません!
赤線上にコーティング剤を塗布したのですが、一気にクリアになります。
1回目の塗布ですが、
相当クリアになりました!
赤○部分が”塗りムラ”になってしまいましたが、殆ど目立ちませんよね。
慌てず2回目の塗布で、リカバリーする方が安全策でしょう。
※塗りムラは多少できます。目立たない程度にと、割り切った方が得策でしょう。
コーティング剤塗布 (2回目)
10分程度乾燥させて、
2回目のコーティング塗布です!
(1回目)と同じように塗って行くですが、”コツ”も掴めているハズでしょう。
塗りムラを整える事を意識しながら、塗布していきます。
完全硬化は、1時間と明記されています。
雨や水に濡れない様に、完全硬化を待ちましょう。
【1時間経過”完全硬化後”のヘッドライト】
見違える輝きですよね!
手間暇かけても、キレイになると嬉しい!
気になる”耐久性”について
【3Mヘッドライトクリーナーコート施工後、1ヶ月経過】
保管状況は”青空駐車”ですが、
輝きは保たれているでしょう!
【コーティング剤の耐久性について】
しかしメーカーは、耐久性については明記しておりません。
(メーカー明記の耐久性は、あまり信用できませんが..)
”ヘッドライトのペーパー磨き”は汚れ落としには非常に効果的なのですが、
コーティング剤が落ちてしまうと磨いて小さなキズが入っているため、
汚れや黄ばみの進行は早まります。
比較的安価な製品ですから(品番39173)汚れが見えたら黄ばみが酷くならないうちに
再施工するのが、労力やコスパ(3000番ペーパーのみ施工)を考えると得策かと。
変化が見られた時に追記しますね!
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まとめ
気になるのは”左右非対称”、
”新品同様ヘッドライト”との比較でしょう!
殆ど汚れの違いはわからないのでは?
わたしは、大満足です!
”新品同様”とはいきませんが、黄ばみに差は無くなりましたよね。
若干白みがかって見えるのですが、
ペーパーの番手幅が大きすぎたのか?
仕上げにコンパウンドを使用してみたり?
また汚れや黄ばみが目立ち出したら、違う方法でアプローチしてみますね。
「クルマは美しく」と、みなさんに有益な情報を発信できたらと考えてますので。
それではまた次回!!
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