取り付けの前に!ブースト計、水温計の役割
こんにちは、コプリンです。
MINI に、
カッコいい後付けメーターを付けたい!
BMW MINI は各世代ごとに違いはありますが、インパネまわりやメーター計器類のデザイン他に見ない素晴らしく特徴的なものとなっています。
そこに後付けメーターを付ければ、
もう、コックピットそのもの!
インテリアのドレスアップには、間違いないでしょう。それだけでも充分なのですが、各メーターの役割をカンタンに紹介します。
あなたの愛車のケアに、役立ててね!
ブースト計の役割
スーパーチャージャーや、ターボエンジン搭載車の過給圧力を計測します。ターボのかかる速度に達すると、計器で示してくれるのですから、
ブーストのかかる速度を、把握すれば?
ブースト計で普段の数値を把握して、愛車の異変を察知する!
- パイプ外れや、損傷、劣化
- エンジンの気密性、エンジンオイルの劣化
アイドリング時も含めて普段の数値を知っていれば、
あなたの愛車の異変を、
素早くキャッチできます!
水温計の役割
エンジンを冷やすクーラントの温度を測定します。適正温度は車種によって異なりますが、MINI の場合は80~110度と言われています。
冷却水は適正温度で走行。高すぎても低すぎてもダメ!
- 水温が高温の場合は、オーバーヒートの危険。
警告灯が点かない事例もあり、目視できるのは安全。 - 水温が低音の場合は、エンジンオイルの圧力が上がらないため、
上手くエンジン内部が潤滑されないので各パーツの損傷の恐れ。
スラッジにも注意。
わたしのMINI では、
105℃前後で安定走行です!
上記の様に、ドレスアップ以外にも重要な効果があるのです。水温計、ブースト計一体式で、取り付けも簡単な(OBD コネクターからデーターを取り、ACC 電源を使用する)
タイプを選びました。
【追記!PIVOT DUAL GAUGE PROは2023年5月現在製造中止!】
しっかりと適合確認して下さいね!
MINI の内装にフィッティング良好!
【Pivot DUAL GAUGE PRO】の取り付け方法!
先ずは、【PIVOT DUAL GAUGE PRO】付属品です。
内容物付属品(写真上部左から)
- メーター本体
- メーターホルダー
- ユニット
- メーターケーブル
- OBD (診断機接続)コード
- IGN (ACC ヒューズ)コード
- ネジ、ナット、クッションテープ、六角レンチ等
※他にも結束バンドが付属されていましたが、今回は使用していません。
メーターの取り付け位置を決める
好みの位置を決めて、配線の取り回しを決める!
取り付け位置によって、配線の取り回し方法が変わってきます。ケーブルの取り付けは簡単ですが、配線隠しは工夫して見えない様にしたいですね。
付属のホルダーが、Aピラー付近に取り付ける様になっています。
そのままAピラーに取り付けるなら、ピラーに穴を空けて配線しますが、
わたしはタコメーター付近が好み!
ここだと穴を空ける必要もなく、タコメーター裏から配線を下に通せば
ステアリング下にあるカバーまで、簡単に通せます。
ヒューズ電源、OBD2 端子共に付近にあるので、取り回しも簡単です。
配線を目立たせない、イメージが大切!
付属されているクッションテープを写真の様に巻けば、しっかりとメーター本体と固定されます。
ステアリングを手前に引き出して、タコメーターを外して付属のメーターホルダーを取り付けます。
タコメーターの取り外し方は、この記事から!
これでメーターの設置はできました!
ぐらつきがあれば、スペーサー等でしっかり固定しましょう。
配線を接続して、計器作動のチェック
一度、OBD2 端子のみに接続して、メーター作動の点検をしました。
断線や配線の不具合なのか、メーターの不具合なのか、不具合箇所の断定が容易になります。配線の分岐など、作業箇所が多い場合は通電の確認は細かくやっておくと後々の対応が楽になります。
不具合の箇所を、素早くキャッチできるよ!
メーターからユニットまで、配線していきます。コネクターを差し込むだけなので、簡単ですよ。
【配線ユニット取り付け方法】
- OBD2 ケーブルを付属ユニットに差し込みます。
- (6Pコネクターを、写真上部のOBD差込口へ)
- メーターケーブルの5Pコネクターをユニットに差し込む。
- メーター本体に、メーターケーブル4Pコネクターを差し込みましょう。
※Pとは、端子のピンの数です。
それでは、OBD2コネクターに差し込んでいきます。※OBD2 コネクターの場所は車種によって異なります。説明書等、調べて下さい。
【ヒューズボックスの場所】MINI R56 の場合
キチンと接続できていれば、メーターが点灯します。
これは白色発光。好みにあわせて切り替え可能!
これで完成!ではダメなの?
【常時電源について】
常に電流が流れる)なので、バッテリー上がりの可能性があります。
ヒューズボックス内の、イグニッション連動ヒューズから電源を取ります。
そうすれば、エンジンをかけた状態でしかメーターに電流は流れないので、
バッテリー上がりの心配はありません。
簡単なので、やってみましょう!
検電テスターを使って、ヒューズを選択する
ヒューズボックスから、IGN 電源を取り出すと言っても、ボックス内には無数のヒューズが並んでいますよね。どのヒューズがIGN 電源なのか、区別がつかないでしょう。
そんな時に検電テスターは、必需品です。エーモン製のこの商品が、安くて便利でしょう。
光って通電を教えてくれる!
暗い場所でも解りやすい!
OBD2 からデーター、ヒューズボックスから電源を取る配線
先ず付属のOBD コードと、IGN コードを接続します。
OBD コードの、黄色と赤の配線コネクターを抜きます。
IGN コードの、黄色の配線コネクターと繋げれば完成です。
OBD2 コネクターを差し込めば配線完了!
作業時間は、30分程度でした。エンジンルームに直接センサーを取り付けるタイプより格段に作業が楽でした。
【PIVOT DUAL GAUGE PRO】はドレスアップ効果も高いので、おススメの商品ですね。
まとめ
診断機コネクターからデーターを取っているので、数値も正確なものでしょう。愛車のケア、走りの楽しさを【PIVOT DUAL GAUGE PRO】一台で楽しみましょう。
ひとつのメーターで、二つの表示は便利で経済的!
しかし、こういった電気系パーツは配線隠しが面倒ですね。最低限の”カンタン配線隠し”を紹介します。
わたしの配線取り回し方法
ユニット、OBD ケーブルはステアリングコラム内に隠しました。
隙間を見つけて、ビニールテープで固定しています。
見えない部分にしっかり固定が基本!
IGN コードはヒューズボックス内に、同じくビニールテープで固定しました。
結束バンドや両面テープも効果的です!
”配線隠し”は見えない場所でしっかり固定する、事が大切だと思っています。
車は、常に振動にさらされているモノ!
配線不具合で、パーツを再度ばらすのは面倒です。取り付け時に、キッチリ固定すれば可能性は低くなりますから。
しっかりと、取り回してね!
それでは、また次回!!
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