MINIには”メッキフィングリル”がよく似合う! 第二世代R56クーパーSに、クーパーグリル流用
こんにちは、コプリンです。
MINI購入当初から考えていたのですが、加工方法やパーツ選定に難航して実施できなかった「クーパーSメッキグリル化」を実践しました。
早速ですが、
”before~after”ご覧ください!
Before
After
スポーティーで精悍な印象のクーパーS標準装備の”メッシュグリル”から”メッキフィングリル”に変更すると、クラシックでゴージャスなイメージになりますね。
好みは大きく分かれると思いますが、
気になったアナタ!交換してみては?
取り付け交換作業はいたって簡単な、”ポン付け”も可能です。
グリルモールも、中古品をネットショッピングで購入すれば安く手に入りますからね。
※ラジエーター通風口制作(穴あけ加工)は、下記参照。必要ないかも?
※中古製品流通はさほど多くありませんが、粘れば見つかるはずです!
(2022年6月現在)
取り付け加工の心配より、
グリル取り外し車の製造年式に注目!
重要なのは”パーツ選び”! 第二世代後期クーパー(2010年10月以降)製を流用する
いずれも、第二世代MINIの情報です!
わたしが実際に取り外した”メッシュグリル”と、”メッキフィングリル”を上下に並べてみました。
取り外した車両データの詳細です。
パーツ選びの参考にしてくださいね!
【メッキフィングリル】
車体型式 | DBA-SU16 |
年式 | 2013年(後期型) |
グレード | R56クーパー |
【メッシュグリル】
車体型式 | ABA-MF16S |
年式 | 2010年(前期型) |
グレード | R56クーパーS |
わたしの所有しているのは「クーパーS 前期型」なのですが、”簡単ポン付け仕様”に必要なのは「クーパー後期型」仕様のフロントグリルでした。
以前に「クーパー前期型」のフロントグリルを購入したのですが、サイズも取り付けのツメやクリップの箇所が全く違い交換を断念したことがあります。
(結構な加工をすれば、取り付けも可能なのでしょうが..)
グリルモール下方部の形状が、
全く合いませんでした!
【重要!】
(一部をカッターで切断程度の微細な加工が必要との情報)
他の型式に関しては、形状や車体サイズを考えると流用可能と思われますが(クロスオーバー、ペースマンを覗く)購入ショップや販売者に問い合わせて見て下さい。
※ いずれも、自己責任でお願いいたします。
後期クーパーグリルの見た目の特徴
ネットショッピング購入の際は、
見た目で判断できると便利です!
殆どのショッピングサイトで取り外し車両の詳細が載っているのですが、掲載のないものや間違った情報を記載している販売者がいるのも現実です。
”見た目”と”記載情報”を確認すれば、確実に購入できますよね。
グリルを裏返した写真を見ると良くわかると思いますが、上部赤→部分にクリップ穴
(センターに5つの穴がある)があり、赤○部分が開口部になっているのが”後期型クーパーグリル”です。
- クリップ穴の位置確認
- 裏返した状態で左側に開口部
運悪く中古パーツが見つからないアナタ、
キレイな新品パーツを探している方はどうぞ!
クーパーSの熱を逃がす!電動ドリルで穴あけ加工
先に触れておきますが、クーパーグリルにはラジエーターへの通風口がありません。
写真のように3本ある樹脂部分の最下部だけが、空洞になっています。
冷却に支障はないと思いますが、何よりターボ仕様のクーパーSのエンジンルームは熱を持ちやすいですよね。
グリル付近にあるタービンの熱の逃げ場所は、少しでも欲しいものです。
ホットカッターや超音波カッターで切り取るのが大きく送風口を作れて良さそうなのですが、あいにく工具を持ち合わせていません。そこで電動ドリルでの穴あけ加工を実施しました。
電動ドリル穴あけ加工は、慣れれば簡単!
10分程度でできますよ!
電動ドリルというものは言わずもかな、強力な工具です。
本来なら傷つけたくない、メッキパーツを取り外して作業したいのですが..
樹脂メッキパーツの取り外しについて
樹脂メッキパーツは経年劣化と比例して、”大変弱いパーツ”になります。
わたしは何度か、
割ってしまいました..
写真赤○部分がツメになっているのでこじれば取り外せるのですが、
劣化具合の問題でしょうか、経験上折れる可能性が高いと判断しました。
※あくまでわたしの場合です。
器用な方、良品に恵まれた方は取り外して作業して下さい。
思い切ってメッキパーツはそのままで!
慎重にドリル穴あけ作業に挑戦です!
最低限の工具で慎重に”小さな穴から”あけていく
まず最低限必要なのは、”電動ドリル”。
安心、信頼の「makita」製品インパクトドリルです。
わたしの所有するモノは、古くて少々型落ち..
パワーも充分でインパクトとしても使える、
コンパクト高性能商品がおすすめ!
続いては”ドリルビット”。
上が「木工用5㎜ビット」で、下が「金属用3.5㎜ビット」です。
こちらもわたしの所有するものは、古くなったビット..
樹脂パーツにも充分対応できましたが、安価で太さも多彩なビットセットを。
電動工具は高価な買い物ですからね、
しっかりと吟味して購入して下さい!
最初は”細め3.5㎜ビット”でセンター出し
台座などを使って、取り回しやすい高さで作業します。
グリルは湾曲、凹凸がありますからタオルなどを敷いて固定すると安定しますよ。
3.5㎜ビットで開けた穴です。
ビットがメッキグリルに当たらないように、角度や場所を慎重に調整しながら作業して下さい。
最初は硬い”金属用ビット”で、細めの穴を回転数を抑えて開けるのが良いでしょう。
芯がずれない様に、
ゆっくりと慎重にね!
数箇所穴を開けて行くと、コツがつかめてきます。
見た目も大事ですよね、幅が均等になるように穴をあけていきましょう。
次に”5㎜ビット”で穴を広げていきます。
木工用ビットでしたが、充分に機能しました!
丸ヤスリで、バリ取りしていきます。
樹脂の破片は結構出ますし、グリルの内側はラジエーターですから。
目立たない場所ですが、掃除の意味も含めてしっかりと削ります。
削りカスが無くなれば、
グリル加工の完成です!
取り付け前に、熱処理問題は!
エンジンルーム内に熱がこもるのは良くないに決まってますが、
一番影響が分かりやすいく重大なのは水温。
わたしはOBD2端子接続のブースト、水温計を付けていますで測ってみました。
わたしの所有するMINIの、普段の水温は【103~109℃】です。
フロントグリル取り換え前は当然、走行中も安定した水温ですね。
メッキグリルに交換後の水温計です。
1時間程走行、アイドリングを繰り返しましたが水温は変わらず安定していました。
水温、ブースト計はルックスだけではなく
エンジンにもやさしく便利です!
体感でしか言えませんが、トルクが細くなったりパワーダウンするようには感じられなかったので
熱処理問題は良しとしましょう。
※今後、不具合が出るようであれば追記します。
ほぼポン付け!フロントグリル脱着方法
穴あけ加工さえ終われば、
脱着交換はカンタンですよ!
慣れてしまえば取り外し、取り付け時間は10分とかかりません。
メッキモールからバラシていく方法もありますが、上記通り”樹脂メッキパーツの脆弱性”がありますのでフロントグリルごと取り外す方法をとります。
クーパーS メッシュグリル取り外し方法
最初にボンネットを開け、グリルモール下側バンパーにしっかりと養生処理をしましょう。
フロントグリル上部赤○部分(合計4つ)、がクリップでとまっています。
クリップクランプで、クリップを外していきましょう。
先端を赤→方向に押し下げて、とめるタイプのクリップです。
写真程度、上部を引っ張て抜き取りましょう。
フロントグリルのメッシュ部分を、赤→方向に引っ張ります。
グリル上部から手が入る程度、樹脂部分は弾力性がありますが無理せず損傷の無い程度に。
写真はグリルを上から見たモノですが、→部分にメッキモール下部をとめるツメがあります。
赤→方向を指でつまみながら、青→方向に押し出すとツメは外れやすいでしょう。
写真赤○部分に合計4カ所、同じ形状でとまっているので同様に取り外します。
丁寧に作業しても5分程度、
カンタンに取り外せますね!
グリルモールを取り外すには
ネットショッピングの商品には、グリルモールのついていない商品も多数ありますよね。
価格が安かったり、”クーパー後期型”を見つけたならグリルモールのみ流用する事も有効です。
くれぐれも、
”樹脂メッキパーツ”は慎重に!
写真赤○部分のように、グリルモールが刺さっています。
細いマイナスドライバーが、使いやすいでしょう。
クーパー メッキグリル取り付け方法
フロントグリルを取り外すと写真のように、ラジエーターがむき出しになります。
普段手の届かない場所ですから、洗浄して下さいね。
赤○部分のように数箇所にツメがありますから、全体のツメが刺さっているのを確認しながら押し込んでいきましょう。
下部のメッキモールを取り付けたら、上部クリップを4カ所元通りに押し込みます。
工具もいらず、指で押し込むだけで充分可能。
作業時間は、10分弱でしょう!
養生テープを外せば、フロントグリル脱着作業完了です。
まとめ
MINIにはメッキパーツが良く似合う!
中古品なら比較的安く購入できますし取り付け作業も簡単ですが、印象はガラリと変わります。
一気にクラシックでエレガントな雰囲気に。
純正品ですから、大袈裟な違和感もありませんし”効果的なドレスアップ”と言えるでしょう。
第二世代MINIでボンネットのダクト穴に、メッキグリル仕様。
分かる人には分かる!
さりげないお洒落カスタムでしょ!
メッキグリルなら”サイドスカットル”と”インテリア”もメッキ仕様に!
クルマのドレスアップは、統一感が大切!
わたしのR56クーパーSのは元々メッキ加工パーツですが、
そうでない方におススメなのが”サイドスカットル”のメッキ仕様です。
BMW MINI R56 サイドスカットル交換方法|ウィンカー球、カバー交換時に!
インテリアにもメッキを取り入ると、
よりクラシックになりますよ!
インテリアパネルに貼り付けるだけで、簡単にクラシックな雰囲気になります。
ドレスアップ効果は絶大なので、こちらもおススメの記事から。
MINI のおしゃれな内装にメッキパーツリング取り付け|フィッティングは最高です
好みの方も多いでしょう!
参考にしてくださいね!
脱着簡単、着せ替え感覚で取り換えもイイ!
クルマのドレスアップというもの、想像通りに上手くいくのも難しいですよね。
飽きる事もありますし..
わたしは気分で、パーツを取り換えるようにしています。
いくつものバリエーションがあれば、ドレスアップカスタムの幅も広がりますしね。
これからも”MINIを楽しむ”記事を、紹介していきますので。
それではまた次回!!
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