MINIの走りが更に楽しめる!「GIOMIC メンバーブレース」
こんにちは、コプリンです。
今回は「補強パーツシリーズ第3弾」
メンバーブレースですよ!
シリーズ第1弾【フロントストラットタワーバー】から、
第2弾【リアラゲッジスペース補強】と順調に”走りの楽しさ”、”乗り心地向上”
を体感してわたしのMINIも「ひと味違うクルマ」を目指して変貌しております。
下記記事も参考にしてみてね!
さて今回シリーズ第3弾「GIOMIC メンバーブレース」で更なる進化になるのかと、
早速”インプレッションまとめ”からどうぞ。
「GIOMIC メンバーブレース」メリットとデメリット評価
まずはわたしのMINIの「取り付け現在のセッティング状況」です。
純正車両や他のセッティング車とは”性能効果は大きく違う”でしょうから、参考にして下さい。
【MINI現状の主なセッティング状況】
- ローダウン車高調 「BLITZ DAMPER ZZ-R」
- ストラットタワーバー 「NM Engineering Front Upper Tie-Bar」
- リアダンパー 【COXボディーダンパー】
以上のセッティングを踏まえての
インプレッションになります!
【メリットとデメリットの評価】
①剛性感 | ○ | フロントに塊を感じるほどに |
②対ロードノイズ量 | △ | 若干増加傾向だが、許容範囲内に |
③ハンドリング | ○ | クイックでレスポンス性能が抜群に良化 |
④直進安定性 | ○ | 抜群に安定感が増す |
⑤対ロール量 | ○ | 良化傾向に |
⑥コーナーへの対応 | ○ | 回頭性が抜群に良化 |
⑦路面凹凸への対応 | △ | 片輪への衝撃入力が増加傾向 |
⑧ルックス | ー | 基本的には見えない取り付け場所 |
製品の特徴 | MINI 関連パーツの人気ブランド「GIOMIC」製。 フィッティングや造りも良好、取り付けも比較的容易。 |
※あくまで個人のセッティングでの私感に過ぎません。効果や感性には必ず相違がある事をご了承お願い致します。
特にコーナーでの回頭性は”効果抜群”でした!
各詳しいインプレッションは後述しますので、取り付け方法から紹介していきますね。
ジャッキアップできる環境があれば、取り付けは容易な部類ですよ。
MINI R56に「GIOMIC メンバーブレース」取り付け手順の詳細です
今回はフロントのみの装着でパーツは上記写真のみです。
剛性感のあるスチールパイプ製でしょうか、純正ボルトオンでサブフレームを繋ぐ造りですね。
「GIOMIC メンバーブレース」取り付けに必要な工具
- フロアジャッキ (高さ(200mm∼)のあるスロープ代用可)
- ウマ
- +ドライバー(PH3)
- 16㎜ソケット、レンチ
- トルクレンチ
フロント側をジャッキアップの後、ウマをかけて作業スペースを確保します。
取り付け位置が前方にあるので、そこまで高さは必要ないでしょう(20㎝∼程度)。
以上工具を揃えて、
安全に作業しましょう!
「GIOMIC メンバーブレース」取り付け工程
写真は助手席側ですが、赤○部分に2本のボルトがあります。
ここにブレースを取り付けていきます。
こちらの写真は運転席側ですが、赤→部分アンダーカバーの中にボルトが隠れています。
アンダーカバーを取り外して作業しましょう。
アンダーカバーは、写真赤○部分3箇所のビスでとまっています。
大き目の+ドライバー(PH3)で取り外しましょう。
トルクも軽いので、簡単に外せます。
こういった狭い場所での作業には、
小型のラチェットソケットセットがとても便利!
車載工具としても非常に便利なので、おススメの製品です。
アンダーカバーは写真のように外せます。
赤○部分にボルトが2本出てきました。
運転席側はここに取り付けていきましょう。
ボルトはMINIではお馴染みの16㎜です。
ソケットを使って抜いていきましょう。
クルマの下回り等の金属を結合するボルトはトルクも強く、経年による固着がある場合が多いでしょう。潤滑スプレー剤は”作業性向上に必須”ですね。
他の作業でも必要になるでしょうし、
1本持っておいて下さいね!
”かなり長いボルト”で固着もあり、取り外しには少々苦戦しましたが上記写真取り外し後です。
助手席側も同様に取り外して、軽く清掃します。
仮合わせで、ブレース凸方向が車体前方に向くように取り付けましょう。
この時車体サブフレームに、ブレースがしっかりと引っかかる様にはめ込みます。
車体両側のボルト4本を、締めこんでいきましょう。
MINI の規定トルクは100N.mで、結構強い力が必要です。
タイヤ交換に使うような、
トルクレンチが必要ですね!
ボルトや取り付けパーツ破損の防止のために規定されています。
安全面、後々の面倒にならないように「トルクレンチの使用」しましょう。
ここまでは比較的スムーズに作業できますが、
アンダーカバー取り付けに少々難が..
”アンダーカバー取り付け時の干渉”には、ビス取り付け順番で対応
運転席側アンダーカバー取り付け時に、
写真赤○部分が干渉します!
【アンダーカバー干渉は”強引に順序良くビス止め”で回避】
(※2023年1月現在、3ヶ月も特に問題無し、不具合出れば追記します)
写真①、②、③の順番、
干渉部分から距離の遠いビスから締め付けると、取り付けは容易になります。
③のビスをとめる時に、赤→方向に引っ張りながらビスを締めます。
取り付け位置がタイヤハウスカバー(樹脂製)なのが好都合ですね。
少しのコツは要りますが、そこまで難しく無く締め付けできるでしょう。
アンダーカバーは薄目の樹脂素材です。
少し伸びるので、取り付けできますよ!
ビス穴にさえ引っかかれば、軽く締めるだけで大丈夫でしょう。
手で引っ張ってみて問題なければOKです!
写真は取り付け完成後です。
赤いパイプがチラリと覗くのは、スポーティーなイメージですね。
MINI R56に「GIOMIC メンバーブレース」装着、各項目インプレッション詳細です!
①剛性感 ○
フロントストラットタワーバー(NM Engineering Front Upper Tie-Bar)装着時と同等の高い剛性感を体感できるでしょう。
タワーバーとの相性も良く、”フロントタイヤ前方が塊”のような感覚が得られます。
一方で事故等での衝撃の波及がデメリットになるのは、タワーバーと同様ですね。
②対ロードノイズ量 △
前記事でも触れている通りに”補強パーツの副作用”であり、運転者の許容範囲内であれば問題無しとわたしは思っています。
私感ですが、充分に許容範囲内と言えるでしょう。
③ハンドリング ○
元々がクイックなセッティングの為か、ステアリングレスポンスは”僅かに良化傾向”程度です。
不思議とピーキーとはならないで、安定感があり運転に安心できるのが嬉しい効果ですね。
④直進安定性 ○
”この補強パーツの最も優れた恩恵のひとつ”でしょう。
いわゆる”バネが働く”事を体感でき、どっしりとした安定感は高速走行時で強い安心感があります。長距離運転や高速道路運転時の疲労軽減になりました。
⑤対ロール量 ○
”剛性感”同様、タワーバーとの好相性を感じます。
大きな変化ではないですが、更に良化傾向ですね。
⑥コーナーへの対応 ○
こちらも”この補強パーツの最も優れた恩恵のひとつ”ですね。
回頭性に抜群の良化を体感できて、曲がりたい方向にクルマが向く感覚です。
街乗りでも充分に体感できて、”クルマの運転が上手くなった”と錯覚してしまいました。
⑦路面凹凸への対応 △
タワーバーと同様に、片側のショックを車体全体に伝えてしまう様です。
舗装の悪い道路や、マンホール通過時に不快に感じる事がありました。
一方で高速道路での道路の継目等、両輪へのショックは和らぎスムーズに乗り越えるでしょう。
⑧ルックス ー
通常見える場所に取り付けしていないため、評価はありません。
以上インプレッションですが、
予想以上に効果のある補強パーツでした!
【GIOMICメンバーブレース(フロント)大きなメリット】
- 直進安定性の良化による運転時の安心感
- コーナーリングでの回頭性良化
まとめ
補強パーツシリーズ第3弾として「GIOMICフロントメンバーブレース」の紹介でしたが、
街乗りレベルでも運転が楽しくなりました!
”MINIの走りの楽しさ”が更に向上するパーツでした。
わたしはサーキット走行等はしませんから、「街乗りでも体感できる効果」は嬉しいポイントですね。勿論上記デメリットもありますが、”補って余りある走行性能の向上”と言えるでしょう。
次回以降は”デメリットを消すチューニング”を!
しかし補強パーツもそれなりに装着していると、”デメリットの増加”も感じてしまいます。
次は”乗り心地重視”のチューニングです!
「DIYで出来る楽しい走りと快適な乗り心地」を目指して現在進行形で作業してますので、
次回以降の記事投稿も参考にして下さいね。
それではまた次回!!
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