MINI R56 にNMエンジニアリング フロントアッパータワーバーを取り付けてスポーティーに!
こんにちは、コプリンです。
外装や内装のドレスアップには、
ある程度”やり尽くした感”もありまして..
わたし自身はもともと”純正ライク志向”の方で、大きな仕様変更は無いままにドレスアップをしてきました。
どちらかと言えば、
”クラシックテイストなルックスのMINI”が好み!
フェンダー塗装などの”ドレスアップ候補”は多数あるのですが、
今のところ明確なイメージが湧かずに手付かず状態です。
スポーティーさは極力排除!
”エアロカスタム”等も考えたのですが、
どう考えても”わたしのMINI”には似合いません。
しかし”密かなオシャレ計画”、「ボンネットを開ければスポーツ志向」を実現しようと”タワーバー”の取り付けに着手しました。
”可愛いルックスなのに走りはスポーティー”なのは、BMW MINI の魅力のひとつです。
普段人に見えないエンジンルームは、
開けてみれば”スポーツカー”さながらに!
わたしの志向には”ピッタリのドレスアップ加工”なのです。以前から装着済みのエアクリーナーと同じブランドから「NM Engineering Front Upper Tie-Bar」選び統一感を演出します。
エアクリーナー取り付け記事も読んでみてね!
【NM Hi-Flow Induction Kit取り付けレビューの記事】
そう!タワーバー装着はドレスアップ目的でした!
運転してみると、驚く変化に!
「わたし自身勉強不足」と言いますか、タワーバーの効果に関しては懐疑的な部分が多くありまして走行性能に”大きな変化はもたらさないモノ”だと思っていたのですが。
タワーバーの効果は?メリット・デメリットの評価
簡単に表でインプレッション!
詳しくは後程ね!
【メリットとデメリットの評価】
①剛性感 | ○ | ストラット上部前方に筋が通った印象に |
②対ロードノイズ量 | ▲ | 増加傾向で、助手席は不快に感じるかも |
③ハンドリング | ○ | クイックでまさに”ゴーカートフィーリング” |
④直進安定性 | ○ | 抜群に良化して、運転に怖さを感じない |
⑤対ロール量 | ○ | 抜群に良化して、コーナーリング安定感が増す |
⑥コーナーへの対応 | ○ | ステアリングレスポンス良化で、フロントが曲がりたい方向に向く |
⑦路面凹凸への対応 | ○ | ショックが軽減されて概ね良化 |
⑧ルックス | ○ | 個性的なカラーリングでスポーティーな印象に |
製品の特徴 | 鍛造アルミ製の高強度製品。フィッティングは取り付けにシビアなほどに精密な造りで、ストラット上部の補強にも期待できる |
※あくまで個人のセッティングでの私感に過ぎません。効果や感性には必ず相違がある事をご了承お願い致します。
正直”驚くほどに”!
走行性能に絶大な効果がありました!
わたし自身が”ストラットタワーバー取り付けが初めて”と言うこともあり、他社製品(ストラットタワーバー)との比較はできませんが「MINIに有効な補強パーツ」と言えるでしょう。
※他社製タワーバーとの比較記事も検討中で、その時は追記します。
追記!
リア、ラゲッジスペースの補強パーツ比較です!
タワーバー効果の詳細は後述することにして、”きっとあなたが知りたい”取り付け方法を先に紹介しますね。
NM Engineering Front Upper Tie-Bar付属品と取り付け工具
取り付けに関しては「NM Engineering Front Upper Tie-Bar」で説明しますが、他社製品も大きな違いはないでしょうから是非参考にして下さいね。
基本的には”ポン付け”。
10分程度で出来ますよ!
「NM Engineering Front Upper Tie-Bar」付属パーツ
- タワーバー本体
- ストラットベースブラケット
- 専用テーパーナット
- ①と②を取り付けるビス(ボルト)
手に取ってみれば直ぐに分かる”高品質な鍛造アルミ製”(6061 T6材)です。
そして取り付け時、特に感じたのは”フィッティング精度”ですね。
写真赤→部分のブラケットには溝が掘ってあり、ナットもそれに合わせた山のある専用ナットが付属されています。
より”ガッチリと止める”ワケですね。
他社製品の多くは純正ナットを使いまわすのですが、その辺りは他社製品との差があるのかも知れません。
取り付け時が少しシビアになります!
タワーバー取り付け使用工具一覧
- ラチェット
- トルクレンチ
- 13㎜ソケット
- 16㎜ソケット(純正共締めなら不要)
- 6㎜六角レンチ
R型MINIなら加工は要りません。
以上、工具さえ揃えれば簡単ですよ!
MINI R56ストラットタワーバー取り付け方法
最初にボンネットを開けて、赤丸部分3つのストラット部ナットを取り外します。
この時エンジンルームウェザーストリップが邪魔になるので、赤→方向に少しずらしましょう。
ラチェットハンドルの動きの邪魔にならない程度に少し外すだけでÒKです。
ナットを上記3つ取り外しましょう。
ソケットは13㎜です。
反対側も同様の手順でナットを取り外します。
運転席側、助手席側の順番はどちらからでも問題ないでしょう。
ブラケットを取り付けていきます。
写真でも分かる様に、適度な厚みと強度でストラット上部の強化にも期待が持てますね。
この時タワーバーは外してブラケットのみを取り付けましょう。
上記述べた通り、取り付けはシビアになるので少しずつ調整しながらナットを締めていきます。
ソケットは16㎜を使用します。
MINIには16㎜ボルトナットが多く使われています。
”16㎜ソケット”は必需品ですね!
何度も言う様に、取り付けはシビアです!
焦らずゆっくりとね!
一度にトルクをかけずに、軽く手締め程度で取り付けましょう。
タワーバー等、全体を組付けてから本締めします。
組んでみて当たりなどを微調整していきます。
ここでも手締め程度で全体の微調整をします。
ブラケットをずらしたりしながら、組付けをしましょう。
MINIの規定トルクは34N.mなので、力一杯に締め付け過ぎないように注意しましょう。
わたしのMINIは11年経過車(2022年現在)多少のボディーの歪みがあるのかもしれませんが、取り付けには思った以上に苦労しました。(タワーバー固定ビスは完全には締め付け不能でした..)
上記手順通り、全体のバランス組付けをしてから各本締めしていく事をおすすめします。
やはり個体差、経年変化のボディーの歪みがあったようですね。
詳細は、後日記事にします。
MINI R56にタワーバー装着、その効果インプレッションです!
最初に述べた通り、「エンジンルーム内のドレスアップ」程度に考えていた”ストラットタワーバー”でしたが、
走りにも大きな効果があります。
思案中のあなたの参考になれば!
冒頭の表記項目ごとにインプレッション詳細していきましょう。
※あくまでわたしのセッティング上での私感に過ぎません。参考程度にとお考え下さいね。
① 剛性感
クルマを動かした瞬間と言っても大袈裟ではない程に、ストラット上部からタイヤ水平方向に剛性を感じました。
横方向の剛性感はクルマに強い安定感を感じます。
ただタワーバーのデメリットで良く言われる「事故、衝突時の衝撃の肥大」。
横方向の剛性感=左右の衝撃の伝達
でしょうから、デメリットは当然あり得ると思います。
② 対ロードノイズ量
ロードノイズに関しては、ハッキリと増えます。
これは個人差による”許容範囲”になるのでしょうね。
運転者より、同乗者への配慮等気を遣うかも?
補強パーツ、足まわり関係のパーツの多くはタイヤの設置面積を大きくするものですから、当然の副作用と言えます。
わたしの場合は主作用のメリットを多く感じれたので、ロードノイズは気になりません。
③ ハンドリング
BMW MINI というクルマ、ゴーカートフィーリングが代名詞。
もともとクイックなハンドリング、程よくクイックさが増すといった感じでしょうか。
反面副作用として、ステアリングが少し重く感じられるでしょう。
これも同上同様、許容範囲内でありますね。
④ 直進安定性
ローダウンしてから、1番不満に思っていたのがこの”直進安定性”。
しっかりと両輪のバネが働き、安定性が増します。
運転していて”安心”とか、”疲れない”事はとても重要な事でしょう。
タワーバー装着の大きなメリットと言えるでしょう。
⑤対ロール量
タワーバー装着に求める一番のメリット、効果は”ロールの減少”ではないでしょうか。
勿論MINI も類にもれず、大きな効果をもたらします。
一般道の交差点でも体感できる程に、曲がる事が楽しくなりますよ。
⑥コーナーへの対応
いわゆる回頭性が格段に向上します。
ステアリングとの一体感が増し、クルマを向けたい方向にスッと反応してくれます。
運転が楽しくなる、運転が上手くなったと錯覚するほどに。
スピードの出し過ぎに注意ですね。
⑦路面凹凸への対応
ここでもいわゆる”バネが働く”感覚ですね。
両輪で上手くいなしてくれます。
低速時の片側の凹凸にショックが大きく、リアのバタつきが気になる等のデメリットあり。
⑧ルックス
これは完全にオーナーの好みでしょうが、様々な製品カラーリングがありますし好みのパーツを選んで楽しみましょう。
メリット、デメリットありますが、
わたしはタワーバーに大満足ですよ!
以上インプレッション紹介ですが【大きなメリット】として、
- ロールの減少
- 直進安定性
- コーナーリングでの回頭性
の3つがあげられます。
MINI が更に”楽しく安定した走り”になりますよ。
まとめ
今回の記事ではストラットタワーバーの紹介をしていきました。
わたしにとって思った以上の効果があって..
もっとMINIが楽しくなりました!
タワーバーは取り付けも比較的簡単ですし、よくカスタムチューニングの入り口と言われていますが
正にその通りですね。みなさんが様々なスポーティーチューニングする理由が少しですが理解できた気がします。
というか..
ハマってしまいますよね..
強化パーツ、足まわり関連はシリーズ化します!
記事投稿は2023年1月ですが、
現在もう既に色々いじってます..
順々に記事投稿しますから、お楽しみくださいね。
チマチマと楽しみながらやっていきますので、よろしくお願いします。
それではまた次回!!
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