カーシャンプーで迷ったら、このふたつのどちらかを選べば良し!
こんにちは、コプリンです。
桜も散り始めるこの春、すっかり気温も上がってきて過ごしやすい季節になりましたね。(2023年4月現在)
つい最近まで冬の寒さに凍えて、冷たい水にも我慢しながら洗車していたアナタには、毎日が洗車日和でしょう。洗車好きには絶好の季節には違いないんですが、
”クルマの汚れも絶好調”ですよね..
2月中旬から始まる”花粉と黄砂の汚れ”、クルマ好きには耐えがたい日々でもありますね。「日本はクルマにとって、シビアコンディションである」とよく言われますが、交通事情以外でもこういった”気温や気候面”でもそう言われる要因でしょう。
しかし、春は暖かいからね。
汚れてたら、洗えば良し!
”洗車の季節”の今に、欠かせない「ふたつのカーシャンプー」の紹介です。
【カーシャンプー選び困っているアナタに!】
- ガラスコーティング施工車に合ったカーシャンプーは?
- ボディーに優しいカーシャンプーを使用したい
- 種類が多過ぎて、どのカーシャンプーを使えば良いか分からない
- カーシャンプーの価格や容量がまちまちで、実際のコスパが分からない
- 自分のクルマの状態に合った、カーシャンプー選びが分からない
カーシャンプーは、
自分のニーズに合わせて選ぶ事が大切!
人気カーシャンプー【シュアラスター(Surluster) カーシャンプー 1000 s-30】と【ウイルソン(WILLSON) 泡仕立てシャンプー コーティング車専用】がおススメな理由
【某カー用品店で人気、おすすめカーシャンプー2選】
第1位 【シュアラスター(Surluster) カーシャンプー 1000 s-30】 |
第2位 【ウイルソン(WILLSON) 泡仕立てシャンプー コーティング車専用】 |
”泡切れの良さ”で泡シミを回避。
時短洗車を好むあなたに!
シュアラスターカーシャンプーを実際に使ってみての感想は、「適度な泡立ちと、すすぎ時の泡切れの良さ」ですね。
洗車をして1番残念に思う事は、すすぎや拭き上げが足りずに泡シミや水シミが残ってしまう事。シュアラスターカーシャンプーは泡残りの心配が少ないため、”クルマのコーティング被膜や塗装面に優しく”洗車できますね。
またすすぎ時間も短縮できるので結果、時短洗車になります。
”泡立ちの良さ”で洗車キズを回避。
コスパも気になるアナタに!
ウイルソンカーシャンプーと特徴は、商品名通りの”クリィーミーな泡立ち”です。
「シャンプー泡が柔らかい」ので”コーティング被膜やボディーに優しく”、洗車キズの軽減になるでしょう。
また希釈効率が良く、コスパに優れた商品だと言えますね。
”売れているには理由がある”のです!
上記メリットを含め、わたしが実際に使ってみての感想とおススメする理由を考察してみました。
後でカンタンな洗車方法も、実演してるよ!
”シュアラスター”と”ウイルソン”カーシャンプーのデータ比較
便宜上それぞれの商品名は、
”シュアラスター””ウイルソン”と表記しますね。
シュアラスター | ウイルソン | |
価格(変動あり) | 688円 | 691円 |
容量 | 1,000ml | 800ml |
希釈率 | 50ml/4000ml | 30ml/10000ml (12ml/4000ml) |
1本あたりの洗車台数 | 中型車約20台分 | 約25台分(中型車約66台分) |
液性 | 中性 | 中性 |
成分 | 両性界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、防腐剤 | 陰イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、香料 |
特徴 | 全ての塗装色、コーティング車対応、ノーコンパウンド | 全ての塗装色、コーティング車対応、ノーコンパウンド |
総評 | 充分な泡立ちと、泡切れの良さ | コスパの良さと、クリィミーな泡立ち |
※実際のデータは様々な環境で異なるでしょうから、敢えてメーカー発表値を元にしました。()内は、実際によく使う”中型車での使用で換算”したものです。
界面活性剤って何?
【界面活性剤とは?】
【一般的に言わていれる”洗浄力=刺激の強さ”】
とは言っても、”コーティング被膜や塗膜に優しい中性シャンプー”には変わりありません。
豆知識程度に、覚えておいて下さいね!
”ガラスコーティング車”にも安心の「中性、ノンコンパウンド、ノンワックス」シャンプーである事!
最近では多機能カーシャンプーと言いますか、細かなキズ消しや撥水効果を売り文句にした製品が数多く販売されていまね。どれも魅力的で、みなさんが目移りして購入に迷うのは良く分かります。
カーシャンプーの成分を種類分けして、
それぞれの特徴を分類してみました!
カーシャンプーの中性、アルカリ性、酸性の違い
まずは”液性の違い”から。
表にまとめてみました!
液性 | 中性 | アルカリ性 | 酸性 |
洗浄力 | やや弱い | 強い | 非常に強い |
得意な汚れ | 軽微で固着が少ない汚れ | 油汚れ、鉄粉、ウロコ除去 | サビ落とし、鉄粉、ウロコ除去 |
各パーツへの影響 | 全般的に優しい | 塗装、コーティング、プラスチック樹脂 | 塗装、コーティング、金属類にも |
特徴 | 人肌にも優しく、匂いも控えめ | 匂いがきつく、肌荒れの可能性も | 匂いがきつく、肌に影響を与える事が多い |
※図表に表すと危険に感じますが、市販品の殆どの製品に使用用途や注意書きがあります。またpH値の ±(弱アルカリ性や弱酸性等)、用途や容量を間違わなければ便利な製品が多いでしょう。
表を見て頂ければ分かる通り、一般的な洗車に向いているのは”中性カーシャンプー”という事が分かると思います。
コンパウンド配合カーシャンプーの特徴
コンパウンド=研磨剤。
メリット、デメリットのまとめです!
【メリット】
- 頑固な油汚れから水垢までしっかりと落とす
- 細かなキズを目立たなく磨き落とす
- 滑らかでツヤのある仕上がりに
【デメリット】
- 研磨剤がガラスコーティングやクリア塗膜を傷付ける可能性
- 濃い色に使用は向かず傷やくすみの原因に
- ガラスや樹脂パーツには使用できない
コンパウンド=研磨剤。と言ってもカーシャンプーには、”超微粒子コンパウンド”が使われている事が多いです。用量用法を守れば、安全な製品と言えるでしょう。
しかし使用制限があると、気軽に洗車できませんよね。ボディーカラーが限定されたり、ガラスや樹脂パーツ部分の使用に気を使っていては作業効率が下がってしまいます。
ワックス配合カーシャンプーの特徴
ワックスinシャンプーって、
魅力的な商品名ですよね!
【メリット】
- 洗車とワックスがけが同時にできて効率的に
- 洗車のみでもツヤのある仕上がりに
- 撥水効果で拭き上げが楽に
【デメリット】
- カーシャンプーの洗浄力が弱くなる事も
- 泡立ちが弱まり洗車キズの原因に
- ワックス効果の耐久性が短くなる傾向
洗車とワックスがけを1度にできるのですから、便利なアイデア商品ですね。作業効率も良くてわたし達ユーザーにとっては、理想的なカーシャンプーと言えるでしょう。
しかし現状販売されているワックス配合カーシャンプーでは、本来の目的の洗浄力が落ちてしまう場合が多いようです。更なるメーカーの開発を、期待しましょう。
メリット、デメリットを鑑みると、用途別に特化した製品を使った方が効率が良い!
分かり易く実際に洗車しながら、
比較と解説をしますね!
【洗車したわたしのクルマの特徴とデータ】
車種 | BMW MINI R56 クーパーS |
ボディーカラー | ペッパーホワイト、ルーフが黒のツートンカラー |
特徴① | サンルーフ搭載車 |
特徴② | オーバーフェンダーやサイドステップ等、樹脂パーツが多い |
特徴③ | グリルまわり等、メッキパーツが多い |
特徴④ | 社外ホイール(リム部ポリッシュ、ディッシュ部ブラッシュド加工) |
特徴⑤ | 硬化ガラスコーティング施工 |
カーシャンプーの比較検証や解説に向いているカラーリング、多種パーツ装備です。
簡単な洗車方法の紹介も。
兼ねて参考にして下さいね!
シュアラスター、ウイルソンカーシャンプーの比較から
パッケージの大きさはほぼ同じ。
持ち運びに困る事は、無いですよ!
”コスパ”は、ウイルソンカーシャンプー が優位
【シュアラスターカーシャンプーの軽量、希釈方法】
キャップ4杯分を、4ℓの水で薄める感じ!
シュアラスターカーシャンプーは、キャップを軽量カップに使ってバケツに適量投入するのですが、使い勝手が悪いんですよ。本体ボトルの口径とキャップのサイズが殆ど一緒なので、注ぎにくいんですよね。
洗車する時にどのみち手は汚れますが、
ちょっと工夫して欲しい!
バケツに4杯投入すれば、準備完了です!
【ウイルソンカーシャンプーの軽量、希釈方法】
何気ないキャップに見えますが、
これが優秀で使い易いんですよ!
写真では分かり難いですが、キャップにメモリが打ってあるんですね。本体ボトル口径よりひと回り大きく造ってあるので、こぼす心配もなく使い勝手は良好でした。
シュアラスターカーシャンプーと希釈率を合わせるので、4ℓの水に12mlカーシャンプーを投入します。
コスパは”ウイルソンカーシャンプー”の、
圧倒的優位ですね!
”クリーミィーな泡立ち”もウイルソンカーシャンプー が優位
バケツの中にカーシャンプーが適量入った状態で、いよいよ泡立てていきます。自宅洗車で高圧洗浄機を使うのは、なかなか難しいですが園芸用等の散水ノズルはあった方が便利ですね。
【カーシャンプーを上手く泡立てる”コツ”】
4ℓ近くしっかりと泡立てたら、最後の数㎖はシャワーで泡を細やかに整えましょう!
【シュアラスターカーシャンプーの泡立ち】
分かりづらいですね..
ボディーに塗ってみました!
こう見ると、充分な泡立ちに見えますが..
泡が”モコモコ”しているの、分かります?
ボディーに塗ってみると、一目瞭然ですね!
ウイルソンカーシャンプーは泡立ちの良さも勿論ですが、”泡に粘り気”があってミットを滑らす時に抵抗が少なく感じました。鉄粉やゴミを絡ませたりしない限り、洗車キズは相当抑えられると感じましたね。
泡立ちも、
ウイルソンカーシャンプーが優勢!
”泡切れの良さ”は、シュアラスター カーシャンプー が優位
【シュアラスターカーシャンプーの泡切れ】
ルーフを、一面洗ってみました。
程よい泡立ちですね!
3分程度シャワーで流すと、
サッと泡は消えて無くなりました!
【ウイルソンカーシャンプーの泡切れ】
泡がモコモコと。
洗車してると、気持ちいいですね!
同じ要領で3分程度水洗したのですが、
泡残りは圧倒的に多いですね..
写真はハッチバック上のウィングですが、泡が完全に残っています。
でしょうから、当然の結果でしょうね。
泡切れの良さは、
シュアラスターカーシャンプーの勝利!
総合比較評価は互角!どちらも良品ですから、好みの特徴で選んで下さい
コスパ | 泡立ち | 泡切れ | |
シュアラスターカーシャンプー | ○ | ○ | ◎ |
ウイルソンカーシャンプー | ◎ | ◎ | △ |
両方のカーシャンプーで共通して言えるのは、液性が中性タイプでガラスコーティング被膜や塗膜に優しい事が分かって頂けたでしょう。
「万能性と泡切れの良さでシュアラスター」、「コスパとクリーミィーな泡立ちのウイルソン」といったところでしょうか?甲乙は付けれませんね。
冒頭で書いた通り、「自分のニーズに合わせてカーシャンプーを選ぶ」事が大事なのではないでしょうか。洗車にかける”コストや時間”は人それぞれで、楽しむ事の方が大切だと思うのです。
自分好みのカーシャンプーを、選んで下さいね!
中性シャンプーで、クルマ全体を洗う一般的な方法
「ひとつのカーシャンプーでクルマ全体を洗う」
1番効率的ではないでしょうか!
各パーツの専用クリーナーを使って各々を洗浄するのが、クルマをキレイにするには1番の方法かもしれませんね。しかし毎回時間や労力を使って完璧な洗車を求めるのは、楽しくありませんよね。
この記事では”テーマの3種類”、
に絞って評価解説しますね!
タイヤ、ホイールを洗う
【タイヤとホイールを最初に洗う理由】
タイヤは専用クリーナーを使う事無く、カーシャンプーを塗布してブラシで擦るだけです。タイヤの防腐剤が目立つようになったら、タイヤコーティング剤を塗布するようにしています。
ホイールの洗浄は主にミットを使って、細かな部分は細いブラシで汚れを取ります。わたしのホイールは形が少し特殊、リム部分が繊細なポリッシュ加工なので細かなキズでも目立ってしまいますから、コンパウンド配合シャンプーは使えません。
中性シャンプー1択でしょう!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ワックス配合シャンプー |
○ | × | △ |
※印は一般的な洗車の中で優劣を示す為に、あえて極端に付けています。環境、状況によっては異なる場合がありますので、ご理解下さい。以下表も同様。
ルーフ(濃色)を洗う
水(汚れ)の流れに沿って、
ルーフから洗っていきます!
ミットに泡を絡ませて、軽く撫でるように洗浄します。水垢や頑固な汚れはカーシャンプーではとれないので、気になったら専用クリーナーでリセットするようにしています。わたしのMINIはルーフが黒色、サンルーフ付きと少し特殊な造り。コンパウンド配合シャンプーは使えませんね。
コンパウンド配合シャンプーは、
濃色車には基本的に使えないです!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ワックス配合シャンプー |
○ | × | ○ |
ウィンドウガラスを洗う
ウィンドウガラスに、撥水コーティングしてますか?雨天の視界が大きく良化して、安全面のサポートにもなりますからね。
素ガラスの状態でも、
コンパウンドやワックスはキズや汚れの素ですね!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ワックス配合シャンプー |
○ | △ | × |
ボディー(淡色)を洗う
ボディー面はルーフと同じ要領で。前後左右とブロック分けして、洗っていきます。
ペッパーホワイト(淡色)ならケースバイケースで、シャンプーを選んで使えますね!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ワックス配合シャンプー |
○ | ○ | ○ |
グリル、フェンダーモールを洗う
MINIは、メッキパーツや樹脂パーツの多いクルマです。わたしがパーツに優しい中性シャンプーを、使う理由になっているのかもしれませんね。
グリルや細かい部分の洗浄後の乾燥にブロワーを使うと、拭き上げが楽になりますよ。
樹脂パーツはキズになりやすいですし、ワックス残りもシミの原因になりますからね。
ここでも中性シャンプー1択です!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ,ワックス配合シャンプー |
○ | × | △ |
拭き上げ
拭き上げタオルに関しては、少々値段しますが【ジーオン シルクドライヤー】を使っています。新商品出ましたね、レビュー記事書きますのでお待ちください。
撥水効果に期待が持てる、
ワックス配合シャンプーが優位!
中性シャンプー | コンパウンド配合シャンプー | ワックス配合シャンプー |
△ | △ | ○ |
クルマ全体を洗ってみると分かるでしょ?一般的な中性カーシャンプーの使用が、使い易く理にかなっていますね!
まとめ
ワックスやコンパウンドは、クルマの塗装やパーツに直接影響を与えるモノです。カーシャンプーに含まれていると、必要ではない効果を生んでしまう可能性がありますね。
またカーシャンプー本来の洗浄力を損なう様なら、洗車の趣旨が変わってきます。
洗車の時はカーシャンプーで汚れを落とす事に専念して、ワックスやコンパウンドは適材適所に使うように!
スタンダードなカーシャンプーの使用で、クルマの美しさを長持ちさせる
洗車によってクルマのコーティング被膜や塗装、各パーツを守りながら、長い期間美しい仕上がりを期待するなら”スタンダードな中性カーシャンプー”の使用が効果的だと分かりますね。
”あなたのニーズ合ったカーシャンプー選び”を。
おススメします!
各パーツごとのクリーナーやケア用品の紹介もするので、
記事をお待ち下さいね!
それではまた次回!!
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