商品パッケージにある”驚きのツヤ、耐久力。”はどれぐらい持続するのか!検証しました
こんにちは、コプリンです。
みなさん、どんなタイヤワックスを使っていますか?
各メーカーから、様々な商品が出ていて迷いますよね。そんな中でもネット、web上で高評価のこの商品。
シュアラスター【タイヤコーティング+R】
他の商品と比べると値段はかなり高めですが、上に書いてある通り耐久力に自信があるようです。そして、裏面を見ると、
写真右上には、【耐久性6ヶ月】の表記が!しかも水性ワックスです。
水性タイヤワックスで、6ヶ月耐久なんて可能なの?
タイヤワックスは大まかに、油性と水性の商品に分かれます。そして耐久性は、油性のタイヤワックスの方が優れています。
その要因は、汚れのもと”茶色のシミ”にも起因してまして。
少しだけ、”茶色のシミ”と”油性と水性ワックス”の説明をします。
タイヤの汚れの原因とは?油性と水性タイヤワックスの違い
どんなにキレイに洗車しても、ある程度使用したタイヤは”茶色のシミ”があり、汚れて見えます。
【タイヤの”茶色のシミ”の正体は?】
勿論、単純な汚れもありますが、主な原因は保護成分によるものです。
それを踏まえて、油性ワックスと水性ワックスの特徴を比べてみましょう。
油性ワックスの特徴
- 比較的、安価で長持ち
- ツヤ、光沢感が出やすい
- 石油系溶剤に、シリコンを溶かしている
- 石油系溶剤は、タイヤの劣化を早める
製品により違いはありますが、ワックス効果は高いがタイヤを痛める可能性があると言えます。
水性ワックスの特徴
- 耐久性に劣り、結果コストもかかる
- 光沢は出し難くい
- 石油系溶剤は少ない
- タイヤにやさしい
保護効果の期待できる製品もあり、比較的タイヤに影響が少ないのですが
肝心のワックス効果は油性に劣る傾向です。
耐久性能の高い【水性タイヤワックス】使用が合理的!
油性、水性タイヤワックスにはそれぞれのメリット、デメリットがありますが、
”持続力のある水性タイヤワックス”があれば!
”油性、水性のメリットだけ”を集めた優れた商品になります。
それを商品パッケージに謳っている、【シュアラスタータイヤコーティング+R】の耐久力が本当に優れているのなら、最高のタイヤワックスになりえますよね。
水性タイヤワックス【シュアラスタータイヤコーティング+R】の使用方法と耐久力の検証
まずは施工方法の説明から。
施工はとても簡単です!
タイヤを水洗いして、ブラシで軽く擦り汚れを落とします。
※タイヤメーカーは、水洗を推奨しています。保護成分を守るためです。
水滴を乾かします。季節によっては、タオルで拭き取りして。
適量、スポンジにつけます。わたしのBMW MINI は、17インチのタイヤを使用していますが、
上の写真程度の量を、
タイヤ一本に塗り込むと丁度いい感じになりました!
後はムラなく塗り込み、20分程乾燥させれば
完成です。適度な光沢で、自然な黒さになりました。
耐久性の検証は、施工日から3日連続の雨。一度塗りと重ね塗りの比較検証
過酷な状況の方が検証しやすいと思いまして、当日の夜から3日連続雨予報の日に施工して検証してます。
そして、重ね塗りも有効という事なので
自然な風合いの1度塗りと、
こちらは、3度の重ね塗りをしました。ツヤ感は圧倒的です。塗り重ねる事で、好みの光沢を選べます。
”重ね塗り”での、持続力の違いも検証します。
その他の状況は、
- 毎日、1時間の往復の通勤で使用
- 青空駐車
- 10月初旬で気温は20度前後
変化を見ていきます。
検証結果!雨の影響と、重ね塗りで差は出るのか?
天気予報通り、タイヤワックス施工当日の20時頃から雨が降り出しました。
翌日の朝
雨粒でわかり難いですが、時間の経過で両方光沢が増していました。
水分を弾いており、タイヤワックスの効果は変わらず持続しています。
3日経過
本当に3日間ずっと雨でした!過酷な状況の中、
1度塗りの方が若干、光沢が落ちてきました!
しかし両方とも黒さ、光沢を維持しています。
4日経過
この日お昼前から、やっと雨が上がりました。タイヤの変化は…
1度塗りの方に大きな変化が。
まだ黒さはまだ残っていますが、”茶色のシミ”が浮かんでいます。
しかし重ね塗りの方は、光沢は落ちましたがまだ黒々と!
検証結果その1 ”重ね塗り”には耐久力UPの効果がある
肉眼で見ると、写真以上に差があります。
重ね塗りの効果はありました!
上記していますが、重ね塗りすると”ツヤと光沢”もUPしました。
好みのツヤ感で、耐久力も上がるのですから重ね塗りは有効な施工方法ですね。
検証結果その2 雨の日の耐久力は”ツヤ感”が落ちる
水性 = 水溶性 = 水に溶けやすい
あたり前ですが、雨には弱いです。
その中でも、”ツヤと光沢”がなくなりました。”重ね塗り”しても結果は同じで、ツヤ感から先に落ちていきます。
検証結果その3 ”自然な黒さ”は1週間程度は持つ
1週間経過
ツヤ感、光沢は失われますが、”自然な黒さ”は残っています。徐々に落ちてはいますが、施工前と違う黒さがありました。
雨が止んだ日を境に、あまり変化がみられません。と言うことは
水に濡れなければ、もっと効果が持続する可能性があります!
しかし長期的に雨の日を避けて施工するのは、現実的ではありません。
よって、検証終了!
まとめ
- 検証結果その1 ”重ね塗り”には耐久力UPの効果がある
- 検証結果その2 雨の日の耐久力は”ツヤ感”が落ちる
- 検証結果その3 ”自然な黒さ”は1週間程度は持つ
- 検証結果その4 水に濡れなければ効果の継続の可能性が…
以上のような検証結果になりました。みなさん参考にしてくださいね。
”汚れ”の原因のほとんどが、タイヤの保護成分なんですから安全面的に。タイヤワックスが劣化を早めるならタイヤ交換も早くなりますから、経済面的にも考えものです。また、タイヤワックスを塗るのは大した手間ではないですが、洗車毎に塗ると当然お金もかかりますし。
けど、タイヤのキレイな車は特別美しく見える!
のも事実です。足元が黒々と締まっているとキリッと清潔感が出ますよね。
車を大事にしている几帳面なオーナーさんなんだろうな…
と人格まで見えてきます。
タイヤワックスは”お出かけ前のドレスアップ”
大事な商談にキレイに身だしなみをするのと一緒で、”車のドレスアップ”
と考えて、
ドライブ前やデートの時にタイヤワックスを塗ればいいのでは?
わたしは、そう考えてタイヤワックスを使っています。
【シュアラスタータイヤコーティング+R】は水性でタイヤにもやさしく
”重ね塗り”をすることで”ツヤと光沢”の調整もできるので、良い商品です。耐久性も、水性タイヤワックスでは優秀でしょう。
もっと良いタイヤワックス知ってる方、コメント下さいね!
では、また次回!!
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