【サンゲツ リアテック 粘着フィルム】を、”本物の木製”のように! 【SEIWA 光沢レザーフィックス】を塗ってウッド調インテリア
こんにちは、コプリンです。
クルマのカスタムというものは、ある程度の統一感とバランスが必要ですよね。
例えばわたしのMINI の場合、
MOMO製のウッドステアリングに交換したり、

”インパネパネル”を木目調に張り替えてます。

統一感を出すために、
シフトノブ、サイドブレーキグリップもウッド調にしたい!
と思い色々探してはみたのですが、

残念ながら、
なかなか好みのモノが見つかりません…
ウッド製サイドブレーキグリップは極端に数が少ない
ネット通販やオークションサイトで調べましたが、

ウッド製のグリップは見つかりませんでした!
他の柄のカバーは多数販売されていますが..
【スポーティーな、”カーボン柄”カバー】
【MINIには、”ユニオンジャック柄”カバー】

充分にカッコイイのですが、
”統一感”の為には、ウッド調グリップが欲しい!
売ってないのなら自分で作ろうと、
以前から興味のあった”ウッド調レザーシート貼り”に挑戦しました。
【サンゲツ リアテック 粘着フィルム】で、 ”ウッド調サイドブレーキグリップ”制作に挑戦
色々ネット検索しましたが、色彩や柄、値段、
施工性に優れた評価の多かった【サンゲツ リアテック 粘着フィルム】
を選びました。
好みの製品を選びましょう。

とにかく品種が多いので、
お好みのカラー、柄をしっかりと選んでね!
※品番で選択するのが確実でしょう。
私が選んだ商品は”TC4358”。
シックなテイストで、
MOMOステアリングとのフィッティングも良好です。
充分にウッディーな風合いなのですが私が思ったのは、

ステアリングに比べて、
”光沢が足りない”です!
色々調べまして、使えそうな光沢剤を見つけました。
【SEIWA 光沢レザーフィックス】水性光沢仕上げ剤

この製品、
ツヤ感出すには非常に良いですよ!
同一メーカーからは”艶消し仕上げ剤”も出ていますが、
ウッド調レザーシートには
”つや出し”で光沢を出した方がより本物の木製に近づきます。

値段は手頃だし、
”ツヤ感”も水で薄めて調整できます!
【SEIWA 光沢レザーフィックス】使用方法
先ずは浅めの皿に、液剤を適量取り出します。

薄く塗るとムラができやすいので、
多めに取り出しましょう!
メーカー説明には刷毛塗りも推奨されていますが、
ムラになりやすいとの情報もありまして。

わたしは割りばしに、
化粧品用のコットンを挟んで塗り込みました!
【”コットン”には毛羽立ちが要注意です!】

カッティングシートの繊維に沿うように、縦方向に塗って行きましょう。

多めに付けて”塗り伸ばす”感覚でOK!

それを消すように横方向に塗っていきます。

でも安心してください、2度塗りで解決!
「ムラ消し」と「光沢の調整」は2度塗り以上がおススメです

上の写真が1度塗りの場合。
ムラも見られますし、光沢も物足りない..

2度塗りでの写真です!
光沢も充分ですし、ムラも殆ど見られません!
重ね塗りを繰り返すと光沢は増すようですが、
2度塗り程度が自然な光沢に仕上がります。

これでカッティングシートの準備はできました!
サイドブレーキグリップに貼っていきますね!
サイドブレーキグリップのバラシ方。メッキパーツ部分の”ツメ割れ”には要注意!
【全体的に”メッキパーツ部分のツメ割れ”には要注意】
いずれも”メッキパーツ部分のツメ”が割れてしまいました。
器用な方が慎重にバラせば外せるのでしょうが、
割れたツメを見ると、他の樹脂パーツのツメより明らかに脆い造りになっています。
恐らく、MINI以外のクルマにも当てはまると思います。
慣れていない方にはおススメできません。
この後はセンターコンソールを外して、
グリップのブーツを取り外せばサイドブレーキグリップは取り外せますが。

ここはツメを割らない様に安全策で。
そのまま巻き付ける方法がおススメ!
カッティングシート貼りのコツは、見えないところで隠す!
クルマの中でも、特にMINIは円形や曲線の多いインテリアになっていますよね。
DIYレベルのカッティングシート貼りでは、非常に難しい部分も多いでしょう。
配線隠しと同じ要領です。
”見えないところで折り目やしわを隠す”イメージが大事になりますね。

素人DIYでは完璧にシートを貼るのは難しい..
折り目や継ぎ目は見えないところで隠す!
写真は貼ってしまった後のモノですが、
サイドブレーキグリップ下部(センターコンソール側)に、
継ぎ目を隠してしまえば上からは全く見えません。

わざわざ下から覗き込む人はいないでしょう?
無難に、バラさずに巻き付ければOKです!
おススメの簡単、サイドブレーキグリップの貼り付け手順
- 先ずはしっかりと採寸、ハサミやカッターで真っ直ぐに切る
- 養生テープでメッキパーツ部分の保護
- カッティングシートの継ぎ目部分が、サイドブレーキグリップ下部にくるように貼り付ける
- サイドブレーキグリップ上下部分(メッキパーツ部分)は攻めずに、そのままフラットに貼るのがベター

それでは写真付きで説明していきます!
① メッキパーツを取らないで貼る付けるので、
サイドブレーキグリップ上下部分(写真では養生テープ辺り)は
”ごまかし”が効きません。
しっかりと採寸して、綺麗に真っ直ぐ切り取りましょう。

わたしはハサミで慎重に切りました!
カッティングシート裏側にマーキングすると、
キレイに仕上がります!
② 微妙なズレが出たら、カッターなどで後から切り取ります。
メッキパーツにキズが付かない様に、しっかりと養生テープで保護しましょう。

③です!
③ 上記通りにサイドブレーキグリップ下部に貼り付けた継ぎ目を隠せば、
まず見える事はありません。
バラす手間は省けますし、パーツのツメを痛める事もありませんね。
④ 上記写真は、
サイドブレーキグリップ上下部分に巻き込んで取り付け様としたモノです。

正直とても難しい作業です!
上手くバラして、
ヒートガン等で伸ばしながらなら出来そうですが..
※ヒートガンは今後のインテリアDIY記事で使用しています。
使用方法などは、そちらで紹介しますので。

”下手な細工をする”よりというか、
そのままでも殆ど違和感はありません!
試しながらの施工だったので結構時間はかかりましたが、
この記事を参考にすれば1時間30分程度の簡単な作業でしょう。
※光沢剤の乾燥時間には、どうしても時間がかかります。

わたしは失敗も多かったのですが..
今記事を参考に失敗無くキレイにDIYしてね!
まとめ
今回の記事を読んでいただければ、
”サイドブレーキグリップのウッド調DIY”はとても簡単ですよね。
パーツのバラシ方、カッティングシートの貼り付けも初級編程度です。

今回の記事は”ウッド調カッティングシート”を、
よりリアルに見せる!がポイントです!
DIYの施工内容より、下準備といえる光沢剤がとても有効だったと思います。

塗った方がリアリティーが出ます!
色味、好みに合わせて薄めたり重ね塗りしたり便利!
【サンゲツ リアテック 粘着フィルム】を使っての、 「BMW MINI インテリアDIY」はシリーズ化します
各パーツごとに分けて、
DIY加工のポイントを紹介していこうと思っています。

内装のバラシ方も一緒に紹介していきますので、
他の作業の参考にもして下さいね!
内装の樹脂パーツには、なるべく貼っていきたいと思っています。
→ パーツを取り付ける

結構時間のかかる作業ですが、
慣れてくれば理想のインテリアに自由自在ですよ!
なるべく簡単なDIYができるように、
しっかりと考えて施工していきますので参考にしてくださいね。
では、また次回!!
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