MINIのステアリング交換!走りも、インテリアもドレスアップ
こんにちは、コプリンです。
【ステアリング交換するとは言っても..】
そしてナビシステムやオーディオの発達に伴って、ステアリングには、
様々なコントロールボタンが装備されています。

そう、純正ステアリングは快適!
しかしステアリングは、
運転者のいちばん近くにあって目に入るものです。

そう!ドレスアップ効果は抜群!
もしあなたがステアリングに便利さを求めないのなら、
汎用タイプのステアリングがおススメです!
様々なメーカーから、
多数のラインナップが発売されているので、

世界に1台だけの個性をどうぞ!
【スポーツ走行に向いたタイプ】
【クラシックテイストのタイプ】

社外品ステアリングは形や材質、
色などのバリエーションが豊富!
また、
一度エアバックを取り外して”ステアリングボス”を取り付ければ、
”気軽にステアリング交換”できるので、

気分や走行形態によって、
より簡単にステアリングを取り換えができる!
”走り”にも、”ドレスアップ”にも効果的なカスタムになるしょう。
”momo” HARITAGE LINE INDY 350㎜ をチョイス

ウッド仕様で、クラシックレーサーを演出!
純正ステアリングよりやや小径の350mm、
グリップは細身のウッドステアリングを選びました。

一目惚れの、momoステです!
”ワークスベル” ステアリングボス MINI 2213 をチョイス
BMW MINI 専用の、社外品ステアリングも販売されていますね。
その多くは、エアバックやコントロールボタンを純正タイプ同等に装備しています。

簡単、ポン付け仕様!
しかし、汎用タイプのステアリングを取り付けるなら、
ステアリングボスを装着します。

必ず必要になるパーツですので、
”安心のワークスベル製品”がおススメです!
“念のために!”、保険会社に確認しましょう
自動車保険には”安全装備特約”というものがあり、自動ブレーキシステム等、
対象の車に付いている安全装備によって、保険料が割引になります。
2021年現在、

エアバック装備割引は、殆どの保険会社で扱われていません!
ですからステアリング交換でエアバックを取り外しても、
保険料が高くなる可能性は低いのですが、

念のために!ネットで問い合わせるだけ!
全ての保険会社を調べた訳ではありませんし、
後々の揉め事は回避したいものです。
代理店型保険に加入しているオーナーさんなら、電話いっぽんだけ。
”念のため”の確認は、しましょう。
BMW MINI R56 ステアリング交換手順方法です!
丁寧に焦らず手順通りに作業すれば、簡単な作業です。

時間の取れる休日にDIY!
また、ステアリング接続部分の細かな配線を弄るので、

日中、もしくは明るい場所で作業してね!
使用する工具の種類
- 10㎜スパナ
- 3㎜六角レンチ
- 16㎜ソケット
- トルクレンチ
- ラチェットレンチ
- 100㎜エクステンションバー
- 絶縁用ビニールテープ
- マイナスドライバー

以上の工具が、必要になります!
代用できるものもありますが、わたしが使用した工具です。
ステアリングを固定しているボルトは、
十字スパナ等で締め付け取り外し可能ですが、
ボスに、”締め付けの規定値”があります。

安全のために!
トルクレンチを使用が無難です!
ステアリングをセンターに、タイヤを真っすぐに!
車体正面から見て、タイヤが直進方向に垂直になっているか確認します。
そして運転席に乗り、ステアリングのセンターを確認しましょう。
MINI の場合、エンジン停止するとハンドルロックがかかるので、

エンジンがかかった状態で確認する!
センターが確認できたら、エンジンを停止してボンネットを開けます。
まず最初に、バッテリーのマイナス端子を取り外す

エンジン、イグニッション共にOFF の状態からスタート!
エンジンルーム向かって右側上部に、バッテリーがありますよね。
そのバッテリーの向かって右側の、マイナス端子を外します。
※エンジン停止後、10分程度の時間をおきましょう。
ECU 学習機能保護の為です。
10㎜のボルトで接続されているので、レンチやスパナを使って緩めましょう。
ボルトを完全に抜かなくても、バッテリーから外れればOKです。
端子を車体に引っ掛けて、バッテリーに触れないように固定します。

布やタオルで覆うと、より安全です!
そして10分程度、時間をおきます。
【”バッテリーを外して10分程度待つ”、理由は?】
ステアリング交換作業中に、1番危険なのは”エアバックの誤作動”です。
他にも、”ホーンが鳴りっぱなし”になると作業ができません。
それらを防ぐために、バッテリーの通電を無くしましょう。
しかし車には、バッテリー通電がなくても内部に電圧が残留します。
その残留した電圧を放電する時間が、約10分になります。
※車種によっては放電の必要が無いものもありますが、
安全に作業するためには放電時間を設けましょう。
エアバック(SRS)と各種配線を取り外す
純正ステアリングの丁度センターの真下、
手前の方に5㎜程の穴があります。
上写真の、”六角レンチが差し込んである場所”です。
わたしは、これをこのまま押し込んで取り外しました。
工具を差し込むと、ボタン状のものに当たる感触がするので、
そのボタン状のものを”強く押し込む”ようにします。

差し込むのではなく、強く押し込む!
直径4㎜程度の丸い棒状で、先が平たい工具があれば作業しやすいでしょう。
少しコツが要りますが真っすぐに、
均等に力が加わる様にボタン状の中心を押し込めば、簡単に取り外せます。
配線カプラーが繋がっているので、取り外していきます。
”上部グレー”のカプラーが、エアバックの配線です。
それに繋がっている”黒い小さな配線”がアース配線(黒色の細いコード)。
そして私の場合は、パドルシフト搭載車だったので、
”黄色の配線”、上部右がパドルシフトの配線になります。
それぞれ取り外していきましょう。
エアバックのカプラーと、パドルシフトのカプラーは、
上部をマイナスドライバーでこじって取り外しましょう。
下部のアース端子は、左右を均等にジワジワと押し上げていきます。
これもマイナスドライバーを使用しました。

配線を全て取り外すと、
エアバックの取り外し完了です!
エアバックは取り外しても、強いショックや電流を受けると誤作動の可能性も。
エアバック開放面を上にして、安全に保管しましょう。
純正ステアリングを取り外す
エアバックを取り外すと、ステアリング中央にボルトナットが見えます。
16㎜のソケットレンチで、ボルトを緩めましょう。
ソケットレンチセットには、16㎜ソケットはセットされていない場合があります。

16㎜ソケットは、大きめのホームセンターで探してね!
また純正ステアリングには厚みがあるので、ボルト迄に距離があります。
100㎜のエクステンションバーを、装着しました。

ラチェット等で取り外して、
トルクレンチで規定値まで締めます!
※個体、経年によって、ボルトが付着して固くなる事があります。
その時は、十字レンチを使用しましょう。

ボルトを緩めていくのですが、完全に抜き切る手前で一旦止めます。
これも個体差があるのですが経年により、
ステアリング部分と付着している場合があります。
かなり力を入れてハンドルを抜く作業になるので、ボルトを抜いてしまうと、
ハンドルを顔等にぶつけてしまう恐れがありますね。
ボルトが、ストッパーになる訳です。

無理せずに、男性に手伝って貰って下さい!
”左右に揺らす”ように、ステアリングを抜いていきます。

ボルトを手で緩めて抜いていきましょう。

ここまで来たら軽くステアリングを引き抜きます。

ステアリングの取り外しは、完了です!
純正ステアリングは高価なものですし、大切に保管して下さいね。
ステアリングボスの取り付け作業手順

ステアリングは安全に関わる重要なパーツです!
慎重に取り付けます!
内部に細かな配線があります。
左右の回転数が決まっているので、スパイラルを回した状態で
ボスを取り付けてステアリング操作すると、断線してしまうのです。
修理費用は高額になりますので要注意。

上写真の上部にコネクターふたつ、下部に筒状の円形、これが中立状態です。
この状態を保持して作業を行って下さいね。

付属品は、こんな感じ!
【付属品(左から)】
- ボス本体
- 六角、ビスセット
- ホーン取り付けリング
- アースリング
【配線4本(上部左から)】
- エアバックキャンセラー
- ホーン(+)ケーブル
- ホーン(-)ケーブル
- アース延長ケーブル
ホーンハーネスを接続する
ホーンハーネスは、向かって左側のコネクターに接続します。
コネクター内部には”6本の端子”が並んでいるので、
その1番右側の端子に(-)ケーブル(黒色のコード)を、
右から2番目の端子に(+)ケーブル(赤色のコード)を差し込みましょう。


よく見てね!
右から黒色のコード、その隣に赤色のコード!
次にエアバックキャンセラーを、接続しましょう。
少し太めの、茶色のコードです。
2本のケーブルがありますが、左右方向は決まっていません。
差し込みやすい方向で、いちばん左とその隣の端子に接続します。
接続した4本のケーブルは、取れないようにしっかりと奥まで差し込みます。
そして絶縁ビニールテープで固定、取りまとめれば配線の取り付けが完了しました。

走行中の車体は、常に振動しています!
しっかりと、固定してね!
ステアリングボスを取り付ける
黒いボスのカバーは引っ張れば簡単に取り外せるので、外して取り付けをします。
上部写真の様に、ボスに丸いパンチ穴があります。
これを”トップの中心”に合わせましょう。
車体側ボスの差込口の下に、”Iマーク”があります。
ボスのセンターと、きっちり対角線上に差し込みます。

MINIのスタアリングは、
非常に細かな山で固定されます。
センターがわかり難いので、
何度かやり直してセンターを確認!
上写真の様に、ボス上部は切り込まれているので、
そこから接続した配線を、全てボスの中心に取りまとめたらカバーを取り付けます。
【”ホーンボタンのアース仕様”によって、取り付け方法が変わります】
ホーンボタンの裏側に”配線の差込口”があるのですが、ひとつの場合とふたつの場合が
あります。
ひとつの場合だと上写真の様に、アースリングを使用します。
ふたつの場合だと、ホーンボタン裏側に延長コードで増設して、
2本の配線をそのまま差し込みます。
アースリングの差込口に、(-)ケーブル(黒色のコード)を取り付けました。

これもしっかり差し込んで、ビニールテープで固定します。
少し折り曲げて、アースリングをボスに固定してネジ穴が見えるように。

(+)ケーブル(赤色のコード)は、
ホーンボタンに取り付けるのでそのままで!
ステアリングボスを固定する
ボスをしっかりと奥まで差し込んで、”ガタツキ”がない様に確認して下さい。

ボルトを締める、その前に!
【規定トルク値で締め付けしましょう!】
ボルトやボスには、規定トルク値があります。(【N/m】で表記)
締め付けの力が弱いとボルトが外れてしまい危険ですし、
強すぎるとボスの破損の原因になります。
トルクレンチを使って規定値で、ボルトを締め付けましょう。


ボスの”ガタツキ”を確認して、無ければ完了です。

ここまで来れば、お気に入りのステアリングを取り付けるだけ!
※試走後に、もう一度本締めしましょう。
ステアリングホイールを取り付ける

付属品はこれだけ!
取り付けのネジは、“ボスに付属しているモノ”を使用しました。
ネジを、対角に止めて行きます。
この時に、(+)ケーブル(赤色のコード)を中心の穴から引き出せるように持っていきます。
(+)ケーブル(赤色のコード)をホーンボタン裏に差し込みます。
他の配線同様、しっかりと奥まで差し込み固定。

ホーンボタンは、大切な安全装置!
後は付属の六角レンチで、ネジを対角に本締めしましょう。
ステアリングに”グラツキ”がないか確認して、無ければ完成です。
最終確認と設定
バッテリー端子を、元通りに接続してエンジンをかけましょう。

ホーンボタンを押して、鳴るか確認!
※バッテリーを外しているので、ECU 学習がリセットされる可能性があります。
不具合があれば、ディーラー等でのテスターチェックをしましょう。
わたしの場合は、時計の設定がリセットされていました。

時計を合わせれば、完成です。
ウインカーレバー先端の、BCボタンで設定しましょう。
まとめ
写真を撮りながらの作業でしたが、1時間程で出来ました。

あなたも、簡単にできます!
上記しましたが、安全確保にステアリングは重要なパーツです。
慎重に、確認しながら作業して下さい。

慌てずにね!安全が第一ですよ!
操舵性の確認をしましょう
ステアリング交換したら、最初はゆっくりと安全な場所で走行して下さい。
少しのサイズチェンジでも、操舵フィーリングは変化します。
わたしの場合は口径が小さく、細くなった分、

ハンドル操作が、よりクイックに!

見た目も、運転もより楽しくなりました!
シフトノブ、サイドブレーキグリップも!”合わせて効果的なドレスアップに”
ステアリングと一対のような存在であるシフトノブ、サイドブレーキグリップ。
インテリアの統一感は、ドレスアップには欠かせない要素ですよね。

それぞれDIY加工してみました!
是非参考にしてみてくださいね!


お気に入りのステアリングに交換する時に、参考にして下さいね。
フィッティング等は、別記事で書きますので。
それではまた次回!!
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