MINIの「ドアパネルまわり」をドレスアップしたいアナタは必見! 細部の取り外し手順です
こんにちは、コプリンです。
BMW MINIの
インテリアドレスアップ第3弾です!
ドアパネルまわりの取り外しは比較的簡単なのですが、
内装バラシで迷うのが外していく順番と箇所ですよね..パネル本体より、細部の取り外し手順を紹介します!
MINI R56のドアパネルまわりの取り外し手順
”各パーツの取り外し詳細”は読み進めて頂いて、カンタンな概要から!
- インナーハンドル (ここを外せばドアパネルは取り外せます)
- アームレスト
- ドアミラーコントロールスイッチ
- スピーカーカバー①(2つのうち上側)
- インナードアグリップ
- スピーカーカバー②(2つのうち下側)
上記の順番に外していくと、スムーズに取り外しできるでしょう。ドレスアップ以外にもスピーカー交換やウインドウレギュレーターの交換等、色々使えますので参考にして下さい。
そして今回もカッティングシートで
ドレスアップ加工!
円形や円錐形状のパーツが多いため、カッティングシートを貼るには難しいのですが..
わたしなりですが、各パーツに“貼るコツ”がありました。各パーツの形状、特徴を考えて施工しています。
ドアパネルまわりのパーツは形状が様々なので、他のパーツにも活かせます!カッティングシート施工に興味のある方は記事後半までね!
BMW MINI R56 ドアパネルまわりの取り外し手順詳細です
順を追って紹介していきますので、あなたの用途に合わせて部分的に取り外す事もできますし是非参考にして下さい。
MINI のインテリアは、折り重なるように組み上げられています!取り外しの順序を知る事は大切な事ですよ!
1、インナーハンドルの取り外し方
最初に取り外すのは「インナーハンドル」です。ここさえ外してしまえばドアパネルが取り外せるので、(今回ドアパネルは外してません)用途を考えても最初に取り外しましょう。
赤○部分に細いピンがあります!
ピン抜きで抜ければいいのですが..
サイズが合わなければ、マイナスドライバーをマスキングテープで巻けば充分でしょう。
ピンをてこの原理で赤→方向に抜きます。
特に力は要りません!
ドアノブにキズが付かない様にゆっくりと!
写真のようにごく小さく細いピンが抜けます。
ビスなど直ぐに取り換え可能なものもありますが、クルマのパーツは無くすと面倒ですよね。キッチリと因数管理をおススメします!
固着の具合にもよるのでしょうが、わたしの場合は手でドアノブを抜き取ります。
ここでも力は要りませんでした!できるだけ傷をつけない、手間を省く、を念頭に!工具の使用とマスキングを併用して下さいね!
開けてみると内部構造は簡単で、赤○部分ツメが黄色○部分に刺さっているだけです。
クルマのパーツはツメやクリップの場所と方向が、開けてみないと分かりませんよね..”破損の無い様に!”当ブログを参考にして下さいね!
今回はドアパネルは取り外しませんでしたが、これで取り外し可能です。ドアパネル自体はクリップ止めなので、こちらも比較的取り外しは容易でしょう。
サイズが大きい為、加工場所が確保できず断念..ドアパネル取り外した時に追記しますね!
2、アームレストの取り外し方
アームレストの取り外しは簡単!
工具要らずで慎重にやっても数秒です!
写真では撮影のため片手でやっていますが、両手を使います。アームレスト上部を指で引き上げるようにして持ち上げて、フックを飛び越える感覚で手前に回転させましょう。
写真のように細くて短いツメで固定されているだけです。上下にツメがありますが、上側から外した方が簡単に取り外しできました。下側のツメは、上側を取り外して手前に回転させれば外れます。
ツメ自体も比較的丈夫な造りです!破損の心配も少ないですし、ごく簡単な作業ですね!
3、ドアミラーコントロールスイッチの取り外し方
精密(ー)ドライバーを使って慎重に!
勿論ドライバー関係をパーツバラしに使う時には、マスキングテープが必須。
パーツはバラシてみないとわからない…カプラーが上部にあるので、下側から赤→方向に引き上げます!
写真がコントロールスイッチ内部です。カプラーが赤○部分(白色)と黄色○部分(黒色)、上下2カ所あるので順番は覚えておいてくださいね。
カプラーは両方(白色、黒色)外すのですが、外しにくいモノが多くないですか?..
エンジンルーム内にあるような大きなカプラーは”カプラー外し”の専用工具もあり非常に便利なのですが、こと”内装”となるとカプラー自体も小さいものが多いですし、狭い範囲で取り外す事が多いので使い勝手がよくありません。
そこで便利なのが、
本来はエンジンルーム内のシール剥がしフック!
これ、内装バラすなら必須アイテムです!
作業性は上がるし、多用途で低価格!
写真赤○部分の突起を押し下げるとカプラーは抜けるのですが、”このフック”を使用すればより簡単に作業できますよ。
無理に配線を引っ張って断線したら面倒です。この工具は持っておいてくださいね!
上下(白色、黒色)のカプラーを抜けば、コントロールスイッチは外れます。
4、スピーカーカバー①(上側)の取り外し方
写真赤○部分にクリップ抜きや内張り剝がしツールを、ゆっくり差し込みます。
こちらも内装ばらしには必須アイテム!作業効率と施工によるキズの防止になります!
様々な”内張り剥がし工具”がありますが、DIYならこのセットがあれば充分でしょう!価格もお手頃ですしね!
力加減を説明するのは難しいのですが、「ゆっくりと力を強めていく」感覚です。最小限の力でツメが外れれば、損傷の可能性は低くなりますから。
「カチッ」と音がしたり少し隙間ができると、1方向から無理に外そうとしないで、スピーカーカバーのまわりを全体的に浮かせていきます。
複数のツメで固定されているパーツは、均等に力を加えると外しやすいですよ!
上下左右均等に!
”慣れ”はありますが、最初はゆっくりでね!
外してみるとこんな感じ!
ここまでやると、スピーカー交換もできますね!
5、インナードアグリップの取り外し方
こちらは取り外し簡単のビス固定です!
ビスが出てくると正直ほっとしますよね..
トルクスはT-25です!MINI のトルクスネジは殆どT-20で構成されているのですが..
わたしも全てのトルクスネジを調べた訳ではないのですが、例えばタコメーター固定にはT-30が使われてますし、トルクスドライバーセットは一通りのサイズで良いので持っておきましょう。
ドライバーの先端を取り換えるように使用します。収納にも便利ですし、サイズ感も取り回しやすいですよ!
左右2カ所のビスを抜き取れば取り外し完了です。
ここまではこの記事を読みながら作業したら、
簡単ですよね!
ドアパネル(サイズが大きいので作業場の確保が必要)を外すことなく、気楽に取り外し作業ができます。
スピーカーカバー②(下側)の取り外し方
今までのドアパネルまわりのパーツは、「ドアパネル外側」から取り外す方法でした。
スピーカーカバー②(下側)も、
外側から取り外せると思いますよね..
※注意!スピーカーカバー②(下側)はドアパネル内側から
バラシながら「硬すぎる!」と思ったのですが..注意してね!ココは内側からですよ!
割れてしまったツメ!今のところは瞬間接着剤で止めていますが..良いリカバリー方法があれば追記しますね!
これで、ドアパネルまわりの樹脂パーツ類は殆ど取り外せました。※スピーカーカバー②(下側)にはくれぐれも注意して下さい
いよいよドレスアップ手順! 形状に合わせた”カッティングシートの貼り方”のコツ
クルマのドレスアップ(色味、質感を変える)には”塗装”がありますが、インテリアに関しては”カッティングシート貼り”の方が向いていると思います。
【インテリアドレスアップに”カッティングシート”を選ぶ理由】
- 製品を選べば”好みの質感”に(木目調、レザー調などは塗装が難しい)
- 失敗した時のリカバリーが比較的容易(剥がすだけでOK)
- 外気や雨風での劣化の心配が少ない(エクステリアは”塗装向き”)
施工の難易度はパーツ形状によって塗装より高まりますが、素材製品を選べば”様々な質感”が得られるのが最大のメリットでしょう。また失敗しても剥がして”やり直しが効く”ので、気楽にドレスアップ加工にチャレンジできますからね。
初心者のわたしも、恐れず加工にチャレンジ!失敗を繰り返して慣れれば上手くなる!
上でも書いている通り、パーツの形状によって加工の難易度は上がります。特に”大きな面積の球体形状や円錐状“のパーツに手を焼きました。
それぞれのパーツに”コツ”があったので、
参考にしてチャレンジして下さいね!
インナーハンドル部分はこうして貼る!
インナーハンドルを取り外すとこんな感じ!”面積の小さい円柱状”に分類できるでしょう!
”面積の小さい円柱状”(真っすぐな筒形)は、比較的簡単に施工する事ができました。
ヒートガンを使用する事もなく、しっかり採寸して巻き付ける様に貼るだけです!
【カッティングシートの継ぎ目を上手く隠すのがポイント】
サイズ通りにカットしたら、後はピンを指す穴を開けます。
わたしは”ピンセット”、細かい加工に重宝しますよ!
そしてこちらも重宝するのが、”メッキリング”!見える部分の際断面がキッチリ隠れますんでね!
※過去記事内に複数リンクを貼っていますが流通量が少なく、品切れの場合が多いです。リンク内関連商品から探してみて下さい。
ピンの差込を確認して、
元の通りに取り付ければ完成です!
スピーカーカバー①(上側)はこうして貼る!
ドアパネルまわりの施工では、最難関です。”大きな面積で円錐状”(下方向に広がっている)場合には、ヒートガン使用は必須ですね。
カッティングシート貼るにはヒートガン、
必要ですから持っておいて下さいね!
形状も複雑ですし”下方向にフレアー”しているので、上手く巻き付ける事は難しいでしょう。大きめに裁断して、スピーカーカバー上部から被せるように施工していきます。
【ヒートガン使用の場合は”大き目にカット”する!】
作業になるのでシート引っ張る事が必要になります。
”大き目に裁断する”のはシートを引っ張る部分を確保するためです。
基本的にはこの作業を根気強く繰り返します。慌てたり急いで貼り付け作業をすると、後から破れやシワが出てくる原因になりますからね。
慎重に!
時間の取れる時に施工して下さい!
延ばしながら貼っているのですから、余分な部分が大きくなってきます。カッティングシート同士が張り付いたり、施工の邪魔になるでしょう。”引っ張る余白”を残しながらカットして、貼り付け作業を続けます。
スピーカーカバー上部は複雑な形状ですからね..根気強く「引っ張って延ばしてはカット」!
貼り付け作業左右2つで3時間程でしょうか..
地道にやればキレイに貼れます!
※重要①【角、折り返し部分はしっかりと接着する!】
シワになりにくいですよ!
プライマー自体に接着力はありませんが、表面が整って滑らかになる感覚です!
残りのパーツは応用編、【見えない箇所に隠す】コツ!
写真はドアグリップ部分の外側ですが、面積も小さく比較的フラットな形状なので難易度は低いでしょう。
しっかりと角に折り込んで接着する!
プライマーの塗布も忘れずにね!
ドアグリップ内側の貼り付け写真ですが、こちらもしっかりと内側に折り込んで貼り付けます。
パーツを組付けて”見えない場所を把握”するのも重要です!どうしてもできる、”継ぎ目やシワは隠す”でOK!
写真のようにアームレストを取り付けてしまえば、グリップ部分は隠れる箇所もありますね。カッティングシートを全てキレイに貼る事は難しいですから、”見えなくなる箇所で調整する”事を意識して貼っていきましょう。
まとめ
ドアパネルまわりの取り外し、
結構カンタンにできるでしょ!
ドレスアップ加工やメンテナンスに活用して下さいね。
インテリアのドレスアップはまだ続きます!
MINI の内装バラしは、
わたしには正直難しかったです..
みなさんができるだけ簡単にできるようにと、しっかりと手順を細かく紹介していきますので。
それではまた次回!!
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